社員の素顔と本音がわかる！「ブックオフをたちよみ！」の熟読レポート【すごいブックオフを紹介！】

 

「ブックオフのあれこれを知っていただきたい」という想いから誕生した「ブックオフをたちよみ！」。今回は「近くにあったら行ってみて！約380店から選ばれた【すごいブックオフ】その2」をピックアップ。記事で紹介された社内表彰制度「ブックオフアワード」についてご紹介します。

ブックオフアワードとは？

ブックオフアワードとは、ブックオフとフランチャイズ契約を結んだ企業が運営する「加盟店」を対象に、「すごいブックオフ」を選出する社内表彰制度のことです。

2016年に「働く人たちのモチベーションアップにつなげたい」という現場の声から生まれました。今回で6回目の開催です。

審査基準は主に3つ。

①業績が好調かどうか
②店舗のコンディションが高いレベルにあるか
③お客様目線で「また来たい」と思えるかどうか

まずは、売上実績で毎年売上がとれているかを審査。続いての地域選考ではブックオフ関係者によって、接客や店舗状況のチェック、従業員へのヒアリングが行われます。

最終段階の全国選考では、外部調査員がピークタイムも含めて3回訪問。「電話応対」「挨拶」「買取」「作業中の意識や接客」「販売」の5項目を、お客様目線で厳しくチェックします。

審査対象となるのは、全国に約380ある加盟店。厳しい審査をクリアして「すごいブックオフ」に選ばれたのは、どんな店舗なのでしょうか？

今回選ばれた最優秀店舗1店舗と優秀店舗2店舗を、さっそくご紹介しましょう。

【最優秀店舗】BOOKOFF PLUS 徳島沖浜店（徳島県）

徳島県で一番大きいBOOKOFF PLUS 徳島沖浜店（店長：丸山弘起さん、運営会社：株式会社エル・アシスト）は、ホビー売り場が充実しています。

注力しているトレカコーナーでは、ショーケースや、レアリティの低いカードや特価品を集めた「ストレージ」コーナーが充実。ホビー売り場の半分を占めるフィギュアコーナーでは人気アニメのタイトルをまとめて陳列しており、フィギュアを求めて来店されるお客様が増加中です。トミカ好きの社員が魂を込めて作ったトミカコーナーも必見です。

書籍やアパレルも陳列方法にこだわり、お客様が買い物を楽しんでいただけるような売り場づくりを行っています。

接客にも力を入れる徳島沖浜店。目標は四国でNo.1のブックオフになることです。

【優秀店舗】BOOKOFF 宇都宮インターパーク店（栃木県）

前回のアワードでも最終選考まで進んだ、BOOKOFF 宇都宮インターパーク店（店長：遠田信行さん、運営会社：株式会社ヌマニウコーポレーション）。大事にしているのは、棚に穴を空けずに補充を徹底する店舗運営の基本「出し切り」と、お客様に来ていただける「常に変化がある」店づくりです。

「子供部屋とそこにある児童書」がコンセプトの児童書コーナーには、自由に遊べる折り紙が置いてあります。お預かりしたお子さまの作品は店内の目立つところに貼り出して、またご来店されたときに喜んでいただけるよう工夫しています。

書籍の話題作コーナーや入口のショーケースも、見せ方を工夫。お客様の印象に残る店舗づくりを心掛けてきた結果、オープンから約4年経っても、毎年お客様の数が増えています。

【優秀店舗】BOOKOFF 袋井店（静岡県）

書籍やソフトメディアのほか、ホビー商品も扱うBOOKOFF 袋井店（店長：丸山晃一さん、運営会社：株式会社ゴトー）。中でもボーイズラブやティーンズラブ、少女コミック、女性向けライトノベルなどを集約した、通称「遠州の乙女ロード」は、胸キュンしたい乙女たちの支持を集めています。

また2016年には、初めてトレカを導入。スタッフがお客様との会話を重ねながら試行錯誤を重ねて、お客様のリピーター化に成功しました。

接客面では、改善点などを記した「気付きノート」を作成。日々の積み重ねを大事にして、「一度行ったらちょっと忘れられない」店舗運営を心掛けています。

いかがでしたか。3店ともお客様に「また来たい」と思っていただけるよう、品揃えや陳列などを工夫するだけでなく、お客様とのコミュニケーションも大切にしていることが伝わってきました。

ブックオフアワードや「すごいブックオフ」3店舗について詳しく知りたい方は、ぜひこちらからチェックしてみてくださいね。惜しくも優秀店舗には選ばれなかったものの、ノミネートされた「すごい」店舗も載っていますよ。