ブックオフのお仕事
社会・地域とつながるブックオフ 連携・協働・コラボ施策まとめ2020-22 ③SDGs・循環社会推進編
ブックオフの連携・協働・コラボ施策について、ダイジェストでレポートする本シリーズ。前回まで「企業とコラボ編」「自治体・地域密着編」を取り上げました。
最終回は「SDGs・循環型社会推進編」です。ブックオフの社会貢献について知りたい方は、ぜひ本記事の内容をチェックしてみてください。
小型家電の引き取りサービス
2020年1月20日、ブックオフは関東23店舗で「使用済み小型家電の引き取りサービス」をスタートしました。「小型家電リサイクル法」の認定事業者である、リバーホールディングス株式会社と提携した取り組みです。
査定により値段が付かなかった家電やリユース不能な家電を、ブックオフが無料または安価な料金で引き取る本サービス。リユース店舗チェーンとしては初めての試みです。
回収した家電はリバーホールディングスにより解体・破砕・選別され、有用資源を取り出したうえでリサイクルされます。
新たなリサイクルシステムの構築
ブックオフではもともと、一定期間販売に至らなかった書籍を古紙事業者に引き渡していました。引き渡し後の流れは古紙事業者の裁量にゆだねられ、結果として多くの古紙が海外に輸出されました。
そこで古紙リサイクル資源の100%国内循環を目指して、2020年2月に日本製紙株式会社と連携した新たなリサイクルシステムの構築・運用をスタート。排出されたすべての古紙が古紙事業者を通じて日本製紙に納品されるようになりました。
将来的には、排出した古紙から生まれた再生紙を、ブックオフの事業活動に活用する循環システムの構築を検討していく予定です。
小児がんの子どもを支援するキャンペーン
2021年9月1日~10月31日の期間中、ブックオフは特定非営利活動法人ジャパンハートと共同で、小児がんの子どもたちを支援するキャンペーンを実施しました。
本キャンペーンは、支援者の不用品をブックオフが買い取り、発生した買取金額を全額寄付するクラウドファンディング「キモチと。」を利用した取り組みです。
期間中は査定額にブックオフが10%を上乗せ。長期間の入院・治療が必要となる小児がん患者を対象に、治療や家族との思い出づくりを支援しました。
東急スクエアガーデンサイトで不用品買取イベント
2022年4月2日~10日には、東急株式会社・東急電鉄株式会社と連携して、田園調布駅直結の東急スクエアガーデンサイトで「不用品買取イベント」を実施しました。
前回の記事で紹介した、「モノを捨てない」資源循環型まちづくりへの実証実験の一環として、東急線沿線におけるリユース文化醸成を目指す取り組みです。
「学校ブックオフ」プロジェクト
「学校ブックオフ」プロジェクトは、一般社団法人日本文化教育推進機構と共同で取り組む、「SDGsとキャリア教育」の融合プログラム。対象は全国の小学生です。
子どもたちにとって身近な存在であるブックオフを題材に、リユース事業についてのカリキュラムを作成。本の査定金額を考えてプレゼンをしたり、オリジナルの「ブックオフ店舗」を企画・展開したりと、「子どもが自ら学びに行く」という教育目標のもとで体験的な学びを提供します。
プロジェクトを通して実現したいのは、子どもたちが社会・環境問題を自分事として捉えて考える機会を創出することです。
以上、ブックオフの連携・協働・コラボ施策について紹介してきました。
ブックオフは国連が提唱する「SDGs(持続可能な開発目標)」に賛同。循環型社会のプラットフォームとなることで、SDGsの目標12「つくる責任、つかう責任」に貢献しています。
さまざまな機関との連携・協働を通じて、環境問題にとどまらない、多種多様な社会問題の解決にも取り組んでいます。こちらは、SDGsの目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」に関連する取り組みといえるでしょう。
ブックオフが目指すのは、暮らしを楽しみながら、無理なくゴミを削減してモノが循環するサステナブルな社会です。
リユース事業やさまざまな社会貢献を通じてSDGsの目標達成を実現したいとお考えの方は、ぜひブックオフの採用情報をチェックしてみてくださいね。