ブックオフのお仕事
ブックオフの海外展開①「Jalan Jalan Japan」が10店舗に!KIPモール・マラッカ店って、どんなトコ?
2022年11月4日、ブックオフの海外店舗としてマレーシアで展開する「Jalan Jalan Japan」のKIPモール・マラッカ店がオープン。これにより「Jalan Jalan Japan」の店舗数が事業開始当初からの目標である10店舗に到達しました。
今回はKIPモール・マラッカ店の概要や、ブックオフの「Jalan Jalan Japan」がめざしていることを掘り下げて紹介していきます。
ブックオフの海外事業やサステナビリティの取り組みに興味がある方は、ぜひチェックしてみてください。
KIPモール・マラッカ店の概要
今回オープンしたKIPモール・マラッカ店が店舗を構えるのは、マレーシアのマラッカ郊外。売り場面積約500坪(約1,650平方メートル)の大規模な店舗では、生活雑貨、おもちゃ・ホビー、ベビー用品、スポーツ用品、楽器、家具、アパレル、アクセサリー、着物など幅広いリユース品を扱っています。
お客様が家族で長時間、宝探しのような感覚でカゴいっぱいの買い物を楽しめる。そんな「Jalan Jalan Japan」のコンセプトに沿った環境を整えました。
「Jalan Jalan Japan」がめざしていること
サーキュラーエコノミー(循環型経済)のプラットフォームをもつ企業として、「多くの人に楽しく豊かな生活を提供する」ことをミッションに掲げるブックオフ。「Jalan Jalan Japan」もまた、ミッション実現のために取り組む数ある施策の一つです。
ブックオフが買い取る商品は、年間を通して約4億点にも及びます。しかし実際の国内での販売点数は年間3億点未満。商品すべてを販売するにはいたっていませんでした。売れ残った商品は資源化に努めているものの、廃棄処分となるケースも少なくありません。
この問題を解決する出口戦略として展開しているのが、マレーシアへのリユース店舗の出店です。
「Jalan Jalan Japan」で取り扱う商品は、すべて国内のブックオフ店舗で販売にいたらなかった商品。売れなくなったモノの寿命を延ばし、廃棄物を減らすことで、循環型社会の実現に貢献しています。
世界中から人気のある良質な日本のリユース品をお手軽価格で提供することで、現地マレーシアのお客様からも好評を得ており、年間の利用者数は約8万人にも及びます。
最重要課題として取り組んできたのは、現地従業員の育成。今回のマラッカ店オープンで、現地従業員は400名に達しました。幹部の育成も進んでいます。
日本とマレーシア両国のサステナブルな社会の構築を目指す「Jalan Jalan Japan」。ブックオフでは今後も積極的な出店を継続していく予定です。
ブックオフの海外展開はマレーシアだけではありません。次回の記事では「BOOKOFF USA」の取り組みについて紹介していきます。ぜひあわせてチェックしてみてください。