ブックオフのお仕事
転職検討者、必見!ブックオフの未来を読み解く6つのキーワード【後編】
ブックオフの成長戦略を6つのキーワードを軸に紹介する本企画。【前編】では「複合型店舗」と「ひとつのブックオフ構想」についてご紹介しました。
【後編】では残る4つのキーワード「富裕層」「海外展開」「SDGs」「人財育成」を解説していきます。
3.富裕層向け事業
国内の富裕層世帯は2011年の350万世帯から毎年増加しており、2019年には475万世帯に到達しました。
ブックオフでは、従来のブックオフ店舗を利用しない富裕層に向けて事業を展開。グループのさらなる成長をねらいます。
中心となるのは大手百貨店内に9拠点を構え、ブランド品・ジュエリー・骨董品・美術品などの高価格商材の買取と、EC及びBtoBでの販売を行う「hugall(ハグオール)」です。
合わせて、都市部を中心に15店舗を展開している「BOOKOFF総合買取窓口」との連携を強化。路面店での良質な買取サービスを実現し、事業拡大を推進しています。
ジュエリーオーダー&リフォームに特化した事業「aidect(アイデクト)」も、大手百貨店・ショッピングモール内に14拠点を展開中です。
今後はそれぞれの事業の拠点・店舗を新たに開設。収益拡大を実現します。
4.海外展開
ブックオフは海外にも店舗を展開して、グローバルに事業を拡大。高付加価値商品やJapan Anime関連商品は、現地でも根強い人気を獲得しています。
現在、アメリカではブックオフを9店舗、フランスでは加盟店を3店舗出店中です。
マレーシアでは、散歩感覚で日本の雰囲気を楽しめる「jalan jalan japan」を、現時点で8店舗展開中。国内事業と連携して、販売しきれなかったリユース品を活用しています。
今後は店舗運営が安定したアメリカとマレーシアで、現地マネージャーによる出店を進めていく予定です。とくにマレーシアでは、国内供給網の拡充により20店舗体制の実現を推進。
加盟店を活用した多国展開もスタートしていきます。
5.SDGs
現在、SDGs12の目標「つくる責任、つかう責任」達成のために、循環型社会形成への関心が高まっています。リユース業界のリーディングカンパニーとして、ブックオフグループが果たす役割は小さくありません。
従来のリユース活動には、義務・我慢・窮屈というマイナスイメージが伴っていました。しかしブックオフが目指すのは、暮らしを楽しみながら、無理なくごみを削減し、モノが循環する社会の実現です。
ブックオフでは小学生向けのカリキュラムを作成したり、地域のまちづくりに携わったりと、リユースを身近に感じてもらう活動を実施しています。
取り組みは廃棄物の削減にとどまりません。
海外展開と障がい者支援は、雇用の創出によって、SDGs8の目標「働きがいも、経済成長も」や、SDGs10の目標「人や国の不平等をなくそう」の達成につながります。
リユース品の買取金額を社会貢献プログラムに寄付できる、クラウドファンディング「キモチと。」も運用。累計応援金額は3億6,000万円を突破しました。
6.人財育成
従業員こそが最大の財産であり、人財の成長は会社の成長に直結するという考えをもつブックオフグループ。能力開発・自己実現の機会提供や多様性を活かせる職場づくりにより、知力と人間力を備えた「人財育成」を推進中です。
店舗運営を支える人財育成カリキュラムには、従業員の役割ごとに明確な目標を提示する「キャリアアップ制度」を採用。経営理念をはじめたとしたフィロソフィーと、各種マニュアルによって、店舗運営を支えます。
さまざまな研修も取り揃えており、従業員の成長したいという気持ちを無駄にしません。
働きやすい職場環境を実現するために、豊富な休暇制度と短時間勤務制度を用意し、子育て・介護と仕事との両立をサポート。
ほかにも特定地域内で勤務できる「勤務地選択制度」、退社した社員を一定の条件付きで再雇用する「社員再雇用制度」、連続した5日間の休暇取得を推進する「リフレッシュ休暇」などの制度を取り揃えています。
障がい者雇用も推進しており、特例子会社ビーアシスト株式会社は、障がい者雇用に関する優良な中小企業の証である「もにす認定制度」に認定されました。
ブックオフグループは、多様な人財が自らの強みを活かせる職場です。
培ってきた知識・経験を最大限に発揮して、リユース業界の新たなビジネスモデルを創出していきたいという方、多くの人の楽しく豊かな生活を実現したいという方は、ぜひブックオフの採用サイトをチェックしてみてください。