ブックオフのお仕事
ブックオフの海外展開②ロサンゼルス郊外に11店舗目をオープン!今、アメリカで店舗を拡大する理由
ブックオフがアメリカに展開する「BOOKOFF USA」は、現地時間の2022年11月30日、11店舗目となる「BOOKOFF リバーサイド店」をカリフォルニア州リバーサイドにオープンしました。
本・メディアの買取販売を中心に、収益が向上している「BOOKOFF USA」。今後は「全米展開」を目標に、さらなる店舗網の拡大を推進していく予定です。
今回は「BOOKOFF USA」の好調の背景や、ブックオフがアメリカで店舗を拡大する理由、全米展開のための取り組みについてレポートしていきます。
「BOOKOFF USA」の収益向上の背景
2000年に米国1号店をニューヨークにオープンして以来、西海岸やハワイにも店舗を展開してきた「BOOKOFF USA」。当時はなかなか収益をあげられず、2013年を最後に新規出店がストップしていました。
そこから一転して収益拡大に成功した背景には、日本のマンガ・アニメ人気と、SNSによる集客力の向上があります。
近年、日本のマンガはアメリカでも「Manga」と呼ばれ、多くのファンを獲得しています。同じく人気のアニメはフィギュアやグッズなどの売上も伸びており、収益性の高い領域です。
このような動向を踏まえ、「BOOKOFF USA」ではエンターテインメント性の高い店舗を展開。SNSやアニメイベントなどで積極的に顧客接点を創出することにより、集客力の向上をはかりました。
戦略が功を奏し、ブックオフの認知度は急速に高まっています。コロナ禍の影響がおさまって以降は、大幅な黒字化にも成功。インフレも追い風となり、グループ全体への利益貢献度を高めました。
ブックオフではこの機を逃さず、海外事業のさらなる拡大を目指していきます。そのために掲げた目標こそが「店舗の全米展開」なのです。
認知がないエリアにも挑戦
全米展開を実現するためには、まだブックオフについて知られていないエリアへの出店が欠かせません。
「BOOKOFF リバーサイド店」がオープンしたのは、ロサンゼルスのダウンタウンから車で1時間半の郊外。ブックオフの認知がほとんどないエリアです。
店舗の売場面積は143坪。書籍・音楽・映像・ゲームに加えて、アニメグッズ・フィギュア・トレーディングカードなど、約15万点にも及ぶ商品を取り扱っています。「Manga」やアニメグッズの人気に応えることで、年配層から若年層まで幅広い客層の獲得に成功しています。
今後もお客様のニーズに応えるため、従来型のBOOKOFF店舗にとどまらず、アニメ商材専門店の出店を推進していく予定です。毎期1〜2店舗を継続して出店することで、事業拡大と収益の増加をはかります。
以上みてきたように、海外事業でも攻めの姿勢をつらぬくブックオフ。「グローバルな規模で成長を続ける企業で働きたい」とお考えの方は、ぜひブックオフの採用サイトをチェックしてみてください。