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自社で廃棄のCD・DVDからプラスチックを再生。ブックオフの「CDプラ」がめざすもの ①「すてるデザイン」とは?

CDプラ

 

このたびブックオフでは、自社で廃棄するCD・DVDからプラスチック資材を再生し、オリジナルブランド「CDプラとしてユーザーへ提供することとなりました。

本記事では2回にわたって、ブックオフの「CDプラ」事業を取り上げます。今回は事業に取り組む背景や、ブランドが生まれるきっかけとなった共創プロジェクト「すてるデザイン」についてご紹介します。

「CDプラ」って何?

「CDプラ」は、ブックオフが自社ブランドとして販売を始めた、オリジナル再生プラスチック資材です。ブックオフで廃棄されるCD・DVDを分別・破砕し、ポリスチレン・ポリプロピレン・ポリカーボネートの3種類のプラスチックとしてリサイクルします。

「CDプラ」を使うことでCO2排出量を抑制できるため、温室効果ガスの排出を全体としてゼロにする「カーボンニュートラル」への貢献につながります

リユース・リサイクル率を限りなく100%に近づけるチャレンジを

お客さまから買い取った不要品をリユース・リサイクルすることは、循環型社会の構築に大きく貢献すると、ブックオフは考えます。

ブックオフがお客様から買い取るCD・DVDは年間2,460万枚。一方で、買取後に一定期間で販売しきれないものも多く、年間1,700トンもの廃棄を行っているのが現状です。

廃棄されるCD・DVDは、従来はパートナー企業の協力のもと、再生プラスチックの原料として再資源化し再活用してきました。しかし、ブックオフ自らが主体的にリサイクルに取り組むことで新しい価値を提供できるのではないかと考え、方法を模索していました。

その中で出会ったのが、共創プロジェクト「すてるデザインです。

「すてるデザイン」とは

「すてるデザイン」は、多摩美術大学と株式会社モノファクトリーが主体となって進める、循環型社会に向けた共創プロジェクトです。ブックオフは2021年からプロジェクトに参画し、リサイクル資材を使った製品開発や知見の収集を進めてきました。

「すてるデザイン」が目指すのは、デザインの力を通じて廃棄物の発生を抑制し、捨て方自体を根本から変えること。大学と企業が協働しながら、デザインの持つ創造的な力を活かして、前例にとらわれない新しい価値の創出や課題解決をしていきます。

ブックオフの挑戦

ブックオフは「すてるデザイン」の中で、売れ残ったCD・DVDを、まったく異なる価値のあるものに創り変えることで、モノの寿命を「形を変えて延ばす」ことにチャレンジ。

2022年4月、中古ソフトから再資源化された再生プラスチック資材を使用して、デスクトレーを初めて製品化。ブックオフのポップアップストアにて配布しました。

一連のプロジェクトの中で、多くの知見が得られました。分別されたCD・DVDは、それ自体が良質なプラスチック資材であること。排出からリサイクルまで一貫したラインとすることで、より信頼性の高い再生プラスチック資材になりえること。

今回、プラスチックの専門家である伊藤忠プラスチックス株式会社のサポートによって、「CDプラ」の販売までこぎつけることができました。

循環型社会の形成の加速をアシスト

廃棄されるCD・DVDから製造される「CDプラ」は、ごみの削減につながることはもちろん、モノが新しく生まれ変わって循環する点で画期的な取り組みといえます。循環型社会の構築に寄与したいと考える、ブックオフならではの商品といえるでしょう。

次回は、「CDプラ」のラインナップを詳しくご案内するとともに、今後の展開等についてもお伝えします。ぜひチェックしてみてください。


ブックオフグループ SDGsへの取り組み

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