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リユース業界の最新市場動向をレポート!いま伸びている領域とは?

リユース

 

新型コロナウイルスによるダメージから回復の兆しが見えた2021年。リユース業界の市場規模は前年から11.7%増の2兆6,988億円となり、12年連続の成長を遂げました。

SDGsや環境問題への関心の高まり、メディアの紹介で広く認知された経済合理性の高さ、さらに物価の上昇や品不足といった背景も手伝って、いまやリユースは一般的な消費行動として定着しつつあります

本記事では、リユース業界の最新市場動向として、いま伸びている領域をレポートしていきます。

不調から回復した商材と好調をキープしている商材

コロナ禍による外出自粛などの影響で、一時は不調に陥っていたブランド品。現在は徐々に回復の兆しを見せはじめており、2021年の市場規模は前年比19.6%増の2,947億円となりました。

コロナ禍の片付け需要、円安による海外ブランドや金・時計の相場上昇により、ブランド品の買取量が増え、豊富な品ぞろえが可能となったことも追い風となっています。買取価格の高騰にともない、投資目的でブランド品を購入するケースも少なくありません。

衣料・服飾品も前年比14.4%増と順調に拡大。

コロナ禍で大きく伸びた玩具・模型、スポーツ・レジャー用品といった商材も、それぞれ前年から2ケタ成長となり、依然として好調をキープしています。家具・家電も6.2%増と堅調です。

リユース業界でもグローバル化とDXが進む

外国人観光客による口コミにより、高品質な日本のリユース品はコロナ禍以前から海外で多くのファンを獲得していました。コロナ収束に伴い、今後は海外観光客のインバウンドも回復していく可能性が高いでしょう。

海外のリユース市場は、流行などの理由から日本では販売しにくい洋服や家具・家電製品などの売上にもつながるため、廃棄物削減の観点からも注目されています。

コロナ禍を背景に、ECに注力したリユース企業も少なくありません。

2021年のBtoCの市場規模は、全体の36.8%を占める9,928億円。前年から14.7%の増加となっています。今後、実店舗との両輪でサービスが展開されるケースは増えていくでしょう。

また、ECにとどまらず業界全体で、キャッシュレス決済やスマホアプリなどDXが推進される傾向にあります。ユーザビリティの向上がリユース市場の成長を後押しする可能性も出てきました。

市場の追い風に乗り、さらなる成長を目指すブックオフ

コロナ禍からの正常化を見据え、前期1年間を既存店舗のリニューアルとシステム基盤の刷新に充てたブックオフ。

既存店舗のリニューアルでは、好調なトレカ・ホビーの売場を拡大するとともに、トレカの対戦スペースやイベントスペースの設置など、エンターテインメント性の高い店舗づくりに取り組んできました。

今期では引き続きリニューアルを進めるとともに、大型総合リユース店やエンターテインメントを強化したBOOKOFF店舗の出店を予定しています。

IT開発では、ECサイトと店舗運営の要となるPOS・販売管理システムの刷新が完了します。

公式アプリの会員数は順調に増加。ロイヤリティプログラム導入のスタートで、さらなるサービス向上を目指します。

海外事業では、ソーシャルメディアの活用とアニメイベントへの積極参加により、アメリカでBOOKOFFの認知度が急上昇。アニメグッズやフィギュアの売上につながりました。ニューヨークのブルックリンで、新たにアニメグッズの催事店舗も展開中です。

リユース業界の市場規模は2022年に3兆円、2025年に3兆5,000億円にまで拡大するという予測もあり、非常に成長性の高い業界といえます。ブックオフでは、今後も市場動向を味方につけつつ、さらなる成長を目指してチャレンジを続けていきます。

将来性の高い業界・企業で、自分の経験・知識・スキルを最大限に生かして働きたいとお考えの方は、ぜひ採用情報をチェックしてみてください。

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