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リユース業界と小売業界 店舗スタッフの仕事はナニが違う?
リユース業界と小売業界は、店舗を構えて商品の販売を行う形態では共通していますが、店舗スタッフの仕事内容には大きな違いがあります。
今回はリユース店での業務をイメージしていただくために、小売業界との仕事の違いを深掘りします。リユース店でどのような仕事をするのか知りたい方は、ぜひチェックしてみてください。
仕入れのルートが違う
商品をメーカーから仕入れる一般の小売業界に対して、リユース業界の仕入れは基本的にお客様からの買取によるものです。
お客様から買取ができないと販売できる商品がなくなってしまうリユース業界では、店頭での接客を含めたファンづくりのためのシステム構築が小売業界以上に重要になります。
店舗スタッフには、つねにお客様のニーズを汲み取って満足度や信頼感を高めていくためのコミュニケーション能力や発想力、行動力が欠かせません。
とはいえ、仕入れる商品の数を増やすために買取価格を高くし過ぎれば、お客様に購入していただく商品の価格まで高騰してしまいます。売るときの値付けや回転率をも見越したうえで、どのような商品をどれくらいの価格で買い取るのか決定する必要があります。
リユース業界は、深い商品知識と変わり続けるトレンドへの理解が求められる業界といえるでしょう。
値付けの基準が違う
メーカーの希望小売価格を基準に商品の売値が決まる小売業界と異なり、リユース業界の値付けは基本的に自分達で行います。
店舗スタッフには商品の相場・状態・ニーズ・在庫数などを総合的に判断して、最適な販売価格を設定する鑑定眼が不可欠です。
売値が高すぎると商品が売れ残ってしまう可能性もある反面、安すぎれば売上につながらないなど、難しさはあるものの、裁量権の高さは大きな魅力です。個人の活躍が店舗の成長に直結します。
少しでも商品価値を高めるために、商品のクリーニングをはじめとするメンテナンスを行うことも欠かせません。良質な商品を提供するための努力は、販売価格を高めるだけでなく、お客様の満足にもつながるでしょう。
販売方法や売り場のつくり方が違う
リユース店が取り扱う商品は多岐にわたるからこそ、ニーズに基づいたメリハリのある販売戦略やディスプレイ方法を追求する必要があります。
まず商品ごとに、どのような年齢層・性別・属性のファンがいるのかという、顧客分析を通じたターゲットの明確化が必要です。
地域性に基づいて、お客様が好みそうな商品ジャンルやブランドのコーナーを充実させるのも一つ。訴求したいターゲット層によって、店内のPOPや販促企画の内容なども変わってくるでしょう。
もちろん直接的なコミュニケーションも、売上を左右する重要な要素です。
このようにリユースの店舗スタッフは、販売方法やディスプレイの自由度が高く、自分のアイデアや創意工夫をすぐに具現化できる点にやりがいがあります。
以上、リユース業界と小売業界の仕事の違いを紹介しました。リユース業界の店舗スタッフは人間力と創造力で勝負ができる魅力的な仕事です。
自身のアイデアとこだわりで店舗を盛り上げたい、コミュニケーションを通してお客様に喜んでもらいたいとお考えの方は、ぜひブックオフの採用サイトをご覧ください。