ブックオフのお仕事
教育、フードロス対策、空き家問題…「意外なブックオフ」を集めてみた!【前編】
「多くの人に楽しく豊かな生活を提供すること」をミッションに掲げるブックオフは、本を中心にさまざまなモノのリユースに取り組んでいます。
今回と次回は、リユース品売買以外のブックオフの施策にフォーカス。
前編では、ブックオフの「学校教育への参画」と「フードロス対策」についてお伝えします。
学校教育への参画
近年学校教育の現場では、SDGs(持続可能な開発目標)やキャリア形成について学ぶ機会が増えています。
ブックオフは、幼児から高校生までそれぞれの成長段階に合わせ、リユース事業を活用したプログラムや講演活動を行っています。
「学校ブックオフ」プロジェクト
小学校4年生から6年生を対象に、社会・環境問題を自分ごととして学ぶ「学校ブックオフ」プロジェクト。査定体験「本の価値って、どのくらい?」、店舗体験「学校にブックオフをつくろう!」、「不要なTシャツでマイバックをつくろう!」など、各学年、テーマごとの授業を用意し、これまで全国60クラスで実施してきました。
「学校ブックオフ」プロジェクトの特徴は次の4つ。
◆楽しみながら「循環型社会」の在り方を学ぶ
◆プロジェクトそのものが生きた「キャリア教育」
◆双方向のオンライン授業で活動をフォローアップ
◆教材データ、ツール類一式をすべて提供
「子どもが自ら学びに行く」という教育目標のもとに組まれたプログラムでは、リアルな店舗運営の体験ができ、オンラインでつながったブックオフ店舗スタッフから直接アドバイスを受けられます。
ブックオフはカリキュラム実施に必要な指導案、ワークシート、使用する仮想通貨「ブッカ」、店舗のぼり制作用のロゴデータ、オリジナルTシャツなども提供。
「学校ブックオフ」プロジェクトを通じて、子どもたちはリユースや循環型社会への過渡期をブックオフが支えていることを学んでいきます。
「買って貢献、食品ロス削減へ」フードロス対策
2021年11月、全国のBOOKOFF16店舗で「買って貢献、食品ロス削減へ」がスタートしました。
賞味期限間近や季節外れ、パッケージ破損のB級品、モデルチェンジによって発生した旧パッケージ品など、さまざまな理由で”ワケあり”となって行き場を失い捨てられる食品があります。
日本国内で廃棄される食品の量は、年間612万トン!残念ながら世界ワースト6位とのこと…
これら”ワケあり”食品を過剰在庫や処分にお困りの法人から買い取り、お客様にお手頃価格で提供する「買って貢献、食品ロス削減へ」を通じて、ブックオフはフードロス削減に貢献していきます。
「もったいない」をなくしていきたいですね。
学校教育への参画やフードロス対策の根底には、社会との共生や地球環境の保全などブックオフの経営理念と合致したサステナビリティが流れています。
サステナビリティつながりの「意外なブックオフ」は、次回も続きます。