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2030年に4兆円市場?!リユース業界の最新動向とブックオフの成長戦略【後編】

ビジョン

2022年に市場規模が約2.9兆円に到達し、13年連続の成長を果たしたリユース業界。2030年には4兆円の大台に乗るとも予測される、将来性の高い領域です。

本シリーズの【前編】では、そんなリユース業界の成長分野や、今後の見通しについて解説をしました。続く【後編】では、業界のリーディングカンパニーであるブックオフグループの成長戦略や、中長期的なビジョンについて紹介をしていきます。

ブックオフの成長戦略

2023年5月期、ブックオフの既存店売上高は前年比110.9%と大きく伸長。売上高・営業利益・経常利益も前期を大きく上回りました。

ブックオフの順調な成長を支えているのが、「国内ブックオフ事業」「プレミアムサービス事業」「海外事業」「新規事業展開」といった多角的な成長戦略です。

「国内ブックオフ事業」は継続的な出店と新店舗パッケージの開発により、最高のリユース体験を提供するブックオフの中核事業。現在は約1,000坪の品揃え豊富な大型店舗や、地域特性に合わせたエンタメ性の高い店舗パッケージをメインに展開しています。

またお客様の利用機会の最大化を目指す取り組みとして、公式スマホアプリを起点にリアル店舗・オンラインのさまざまなサービスを接続する「ひとつのBOOKOFF構想」を推進中です。

2023年5月末には公式スマホアプリの会員数が、当初の目標であった600万人を大幅に上回る640万人を突破。新たにロイヤルティプログラムをスタートするなど、事業拡大に大きく貢献しています。

「プレミアムサービス事業」は、ブックオフ店舗でリーチしきれないアッパーマス層以上の高所得者層に、百貨店への店舗展開、訪問買取、ジュエリー関連の総合サービスなど、多様なサービスを提供。店舗パッケージは「ハグオール」「ブックオフ総合買取窓口」「アイデクト」の3つで、前期には新たに10店舗をオープンしました。

「海外事業」では、アメリカに「BOOKOFF USA」を展開中です。現地で人気のアニメ商材やホビーの買取・販売に注力することで、アメリカ内での認知が広がっています。

一方、マレーシアを中心に出店する「Jalan Jalan Japan(JJJ)」では、大規模でエンタメ製の高い店舗パッケージが支持を獲得。日本国内で販売機会に恵まれなかった商材の出口戦略としても機能しています。

前期は新たにBOOKOFF USAを4店舗、JJJを3店舗出店しました。

さらにトレカ専門店「Japan TCG Center」、片付けをワンストップで代行する「ブックオフおかたづけサービス」、CD・DVDをリサイクルする「CD・プラ」事業、賞味期限が迫る加工食品をECサイトで販売する「FOOD ReCO」といった新規事業も積極的に展開。企業価値の拡大を図っています。

ブックオフの中期的なビジョン

探索と深化を兼ね備えた持続的な成長と、事業ポートフォリオの変革により、「多くの人に楽しく豊かな生活を提供する」というミッションの実現を目指すブックオフ。

そのための中期的なビジョンとして、2028年5月期までに売上高では1,300億円を、経常利益では過去最高益を大きく上回る45億円以上を目標に掲げています。

具体的な施策としては事業環境の変化に強い事業ポートフォリオを構築するため、深化領域である国内ブックオフ事業の収益・ノウハウ・人材を、探索領域であるプレミアムサービス事業・新規開発事業に投資。プレミアムサービス事業は、主要都市を中心に2028年5月期までに100店舗体制を目指す計画です。

また海外事業は基幹事業として育成することで、事業収益規模のさらなる拡大をねらいます。2033年5月期までに、BOOKOFF USAとJJJでともに100店舗体制を構築していきます。

5年後、10年後に世の中が必要とする企業であるために、絶え間ない挑戦を続けるブックオフ。会社の成長を促進させていくうえで、とくに重要視しているのが「人財」の充実・成長です。

目標達成のために失敗を怖れず行動できる方。お客様の声をしっかり受け止め、自らが変化していける方。使命と役割を認識して、当事者意識と意欲をもって取り組める方。

ブックオフではそんな人財をお待ちしています。ぜひブックオフの採用サイトをチェックしてみてください。

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