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さまざまな領域でニーズ拡大! リユース業界の最新市場動向【後編】

 

SDGsなどの影響によって幅広い領域にニーズが拡大しており、2025年には市場規模が3兆5,000億円に到達するとも予測されているリユース業界。

本シリーズではそんな将来性のあるリユース業界の最新市場動向を、【前編】【後編】の2回にわたり紹介しています。リユース業界への就職・転職に興味がある方、業界の現状や未来を知りたいとお考えの方は、ぜひチェックしてみてください。

リアル店舗の活況

ほかの業界と比べると不況に左右されにくいリユース業界。コロナ禍のなかでもフリマアプリの利用増加や巣ごもり需要による一部商材の需要拡大といった要因から成長をキープしました。

ただ緊急事態宣言などの影響により、2020年にはリアル店舗の全体の売上が停滞気味に。店舗を構える多くのリユース企業が、EC販売・宅配買取などのサービスを強化する動きも高まりました。

しかしコロナ禍の鎮静化によって、2021年にはリアル店舗の売上高が前年から12%増加。CtoCサービスの10.4%を大きく上回り成長しています。店舗ならではの安心感のあるサービスには、依然として高い需要があるといえるでしょう。

またコロナ禍でニーズが拡大したキャンプグッズ・トレカをはじめとした特定分野の商材に特化した専門店も増加。高い専門性が反映された買取価格・販売価格により、ファン層からの信頼を獲得しています。

ブックオフでも以前から地域のニーズにマッチした店舗戦略を打ち立てる「個店を磨く」を実施してきました。昨今のトレカ商材への注力を中心に、フィギュア・スポーツ用品・アパレルなど特定商材に特化した店舗づくりにより売上向上を実現しています。

コロナ禍の緩和によりニーズが復活した商材

コロナ禍のなかでは外出自粛にともない低調傾向にあったブランド品、衣料・服飾品、スポーツ・レジャーなどの商材も、2021年には徐々にニーズが復活。

たとえばブランド品の2021年の売上高は、時計相場上昇などの要因も手伝って、前年比19.6%増と大幅に成長しました。また衣料・服飾品とスポーツ・レジャーもそれぞれ前年比14.4%増、10.8%増と2ケタ成長を果たしています。

一方でコロナ禍の巣ごもり需要によりニーズが拡大した商材も依然として成長をキープ。玩具・模型が前年比19.7%増、家具・家電が前年比6.2%増と好調です。

リユースのグローバル市場

リユース業界の未来を考えるうえで欠かせないのがグローバル市場。高品質な日本のリユース品の海外ユーザーは口コミなどにより年々拡大しています。

またコロナ禍で多くのリユース企業がネット販売に注力したことも、越境ECの下地をつくりました。外国人観光客の受け入れ再開により、今後はリアル店舗でのインバウンド消費も大幅に伸長していくでしょう。

円安傾向も追い風となり、越境EC・リアル店舗ともに海外需要のさらなる増加が期待されています。

さらに、ブックオフはコロナ禍以前からアメリカやマレーシアなどに実店舗を続々と展開中。ニーズに合わせた店舗戦略とコミュニケーション戦略で、現地のお客様からの支持を獲得しています。

以上、リユース業界の最新市場動向について、具体的なトピックとともに紹介してきました。「将来性の高い業界で働きたい」「時代に合わせてチャレンジし続ける会社で働きたい」とお考えの方は、ぜひブックオフの採用サイトをご覧ください。

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