リユース業界トピックス
ブックオフレポート2021をチェック② 数字で見るブックオフの現在・過去・未来【前編】
「BOOKOFF GROUP REPORT 2021」を読み解くシリーズ企画。今回と次回は、ブックオフの現在・過去・未来について数字を軸にレポートします。いったいどんな数字が出てくるのでしょうか?
創業30周年を迎えました
神奈川県相模原市にBOOKOFF1号店が開店したのは、1990年。昨年2000年には創業30周年を迎えました。「本を中核としたリユースのリーディングカンパニー」を目指し、チャレンジしながら着実に歩みを進めています。
6,500万人が買い求めた2億5,978万点
この数字は2020年4月1日~2021年3月31日の1年間に、国内のBOOKOFFチェーンおよびECサイトBOOKOFF Onlineで、商品をご購入いただいたお客様の数と販売点数です。
多くのお客様にご利用いただき、文庫本からブランド品までバラエティに富んだ商品をお買い求めいただきました。
ちなみに買取に注目すると、ご利用されたお客様の数は1,411万人、買取点数は3億8,352万点。購入に比べると、1人当たりの売られた商品の点数が多いです。本やソフトメディアなどは、複数の商品を売られるお客様が多いのかもしれません。
33.4%は多い?少ない?
こちらの数は、2021年5月における売上商品の「本」の割合です。開業時からブックオフの中核商材である「本」が3割強を占めていますが、「やっぱり!」と思いましたか?それとも「案外少ない」でしょうか?
ブックオフグループは、「本を買うならBOOKOFF♪」のサウンドロゴに代表されるブランド知名度や本の持つ普遍的な価値を大事にし、本を軸とした店舗運営を行っています。
一方、本に加えソフトメディア、携帯・家電、アパレル、ブランド品、服飾雑貨、ホビー・トレカ、貴金属などさまざまなリユース品を取り扱う大型複合店舗BOOKOFF SUPER BAZAARも運営。「本だけじゃないBOOKOFF」も展開しています。
33.4%の理由は、このあたりにありそうです。
8.3%はどこまで伸びる?
ブックオフは成長が期待できる商材としてホビー・トレカの取り扱いに注力し、2021年5月末時点で取り扱い店舗を548店舗まで拡大しています。
その場で遊べるデュエルスペースやボードゲームカフェを設置している店舗もあり、大人も子どもも楽しめる売場をさらに全国に広げていく予定です。
8.3%は、2021年5月に売れた商品の中でホビー・トレカが占める値です。今後どこまで伸びていくのか、興味深いですね。
世界に広がる783店舗
国内外を合わせると633店となるBOOKOFF店舗を筆頭に、大型総合リユース店BOOKOFF SUPER BAZAAR(国内48店舗)、マレーシアのJalan Jalan Japan(8店舗)、富裕層向け買取サービスのhugall(9拠点)などを運営するブックオフグループ。そのネットワークは世界783店舗に広がっています(2021年5月期直営既存店)。
今後もブックオフは、事業ミッションである「多くの人に楽しく豊かな生活を提供する」の実現に向けて、お客様や時代のニーズに合わせた店舗を世界中に展開していきます。
数字で見るブックオフの現在・過去・未来【前編】いかがでしたか。【後編】ではどんな数字が出てくるのでしょうか?お楽しみに!