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2021年リニューアルのブックオフ19店舗 強化ポイントとそれぞれの取り組みをレポート【前編】

アナログレコード

 

店舗とネットを融合させた「ひとつのBOOKOFF」を推進中のブックオフグループ。公式アプリのダウンロード数が400万を超える中、店舗のリニューアルも続々と進んでおり、2021年9月7日時点で19店舗がリニューアルしています。

今回と次回の2回にわたり、各店舗がリニューアルにおいて注力したことや人気の商品、取り組みをご紹介。ブックオフグループの目指す方向をお伝えします。

トレカ・ホビー売り場が拡大!

トレカ(トレーディングカード)・ホビーは新型コロナウィルス感染拡大の中、売上を大きく伸ばした商材で、取り扱い店舗数は2021年5月末の時点で548店舗まで増加。新品トレカの販売も一部店舗で始まっています。

これに伴いリニューアルの際、トレカ売り場を拡大し、その場で遊べる「デュエルスペース」の設置を行う店舗が増えています。

たとえばBOOKOFF SUPER BAZAAR 八王子みなみ野店は、トレカ売り場を2.5倍に拡張し、120席の無料デュエルスペースを設置。ブックオフ都内最大級のトレカ売場&デュエルスペースが誕生しました。

またBOOKOFF PLUS 名古屋平針店は、トレカ・ホビー館をリニューアルオープン。愛知県最大級のトレカ売り場に128席の無料デュエルスペースが売りです。さらに、フィギュア・プラモ・鉄道模型・ヴィークルなどのホビー商品の取り扱いも始めました。

各店舗は、デュエルスペースを使った非公認大会の開催やTwitterでの発信など、ファンの獲得に余念がありません。来店者のターゲットを従来のファミリー+男性から、ファミリー+趣味を楽しむ層にシフトさせ、売り買い+αの価値を提供することをめざしています。

アナログレコードの取り扱いが拡大中

かつてレコードに慣れ親しんだシニア世代だけでなく、CDやダウンロードで音楽を楽しむ若者にも人気上昇中のアナログレコード
ブックオフでは2016年にBOOKOFF SUPER BAZAAR町田中央通り店が取扱いを始めたところ、お客様からの要望が多く、2020年4月より本格的に取り扱いをスタートさせました。2021年5月末時点の全国での取扱い店舗は150店、在庫点数25万点と拡大しています。

ブックオフではまたレコードと共に、はじめてレコードを聴くお客様向けにレコードプレーヤーも販売しています。レコード1枚の価格が「110円(税込み)~」というリーズナブルな値段設定も魅力的です。
時代のトレンドやお客さまのニーズを反映させた店舗づくりが、各地のブックオフで行われています。

安心・安全な店舗への取り組み

ブックオフではお客様が安心して店舗で過ごすことができるよう、従業員のマスク着用や除菌液設置などの感染症対策を実施しています。

またクレジットカード・電子マネー・バーコード決済・キャッシュレス買取を導入することで、人との接触を減らし、お客様の手続きの時間を短縮することにも取り組んでいます。

いつでもどこでも商品検索や購入ができる公式スマホアプリは、会員カード機能も搭載しており店頭でのクーポン利用にも使える優れものです。オンラインと店舗、人と店舗、店舗とキャッシュレス化などさまざまなモノを繋ぐ「ひとつのBOOKOFF」を実現しています。

次回の後編では、さらに各店舗の独創的な取り組みやブックオフグループの目指す方向性についてお伝えします。

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