ブックオフのお仕事
「使い方を創造し、捨て方をデザイン」 ブックオフ×モノファクトリーの新ブランド「REMARKET」に託す思い
「多くの人に楽しく豊かな生活を提供する」というミッションの下、本を中心にさまざまな商品のリユースにチャレンジしてきたブックオフ。
循環を前提とした社会の構築を目指す株式会社モノファクトリーとともに新しいブランド「REMARKET(リマーケット)」を立ち上げました。
立ち上げの背景や取り組み、第1号店の様子などをレポートします。
「REMARKET」の目指すこと
ブックオフは社業であるリユースを通じて、SDGs(持続可能な開発目標)の目標12「つくる責任、つかう責任」の達成に貢献しています。
今回タッグを組むモノファクトリーは、リサイクル率99%を実現する廃棄物処分業者株式会社ナカダイをグループ会社に持ち、分別・解体の技術やノウハウを使い、多くの法人顧客向けに資源循環構築のコンサルティングを手掛けています。
「REMARKET」はブックオフとモノファクトリーが協働し、個人や法人など関係なく地域すべての不要になったモノの受け皿となり、モノの寿命を伸ばし新しい使い方を提案する場です。
不要になったモノの「使い方を創造し、捨て方をデザインする」ことで、SDGsの目標12「つくる責任、つかう責任」の達成に貢献するだけではなく、温室効果ガスである二酸化炭素の排出ゼロを目指す脱炭素社会における人とモノの新しい関係性を探ります。
「REMARKET」の空間
「REMARKET」第一弾として、ブランド名と同じ店名「REMARKET」が、ブックオフ最大の売場面積を誇る「BOOKOFF SUPER BAZAAR17 号前橋リリカ店」に3月5日オープン。
廃材を使ったデザイナー商品が並ぶ UPCYCLE GALLERY(アップサイクルギャラリー)やレトロなラジカセや電話機などをそろえた REUSE GALLERY(リユースギャラリー)。
徹底して分別、解体した廃材を、新しい素材として購入することが可能な Material Library™※1(マテリアルライブラリー®※2)の他、EVENT SPACE(イベントスペース)では廃材を使ったワークショップなどさまざまな体験が可能です。
またREMARKET COUNTER(リマーケットカウンター)を設け、中古オフィス家具やアップサイクル商品、廃材を再利用したオフィス空間のデザイン、設計などの相談受付や提案を行います。
脱炭素社会にリユースで貢献
コロナ禍において大きく変化したワーキングスペースや働き方の多様化により、オフィス空間のデザイン、設計は今後需要が見込まれる分野です。
リユースとリサイクル、個人と法人というブックオフとモノファクトリー両社の強みを活かし、脱炭素社会にふさわしい環境に配慮した設計やデザインを積極的に提案していきます。
リユース業に留まらない新しい価値の創出を目指すブックオフ。脱炭素社会におけるモノとの付き合い方の再発見を提案し、不要品の「使い方を創造し、捨て方をデザインする」新ブランド「REMARKET」もそのひとつです。今後のブックオフにご注目ください。
※1、2「Material Library™」「マテリアルライブラリー®」は株式会社モノファクトリーの登録商標です。