ブックオフのお仕事
ブックオフが取り組むSDGs① 3社連携企画「捨てない大掃除プラン」がめざすもの
先日街中でSDGs(持続可能な開発目標)のラッピング電車を見かけ、SDGsへの意識の広がりを感じました。
今回から2回にわたり、ブックオフが取り組むSDGsについてレポート。1回目は、ブックオフ・メルカリ・カジタクの3サービスが連携した「捨てない大掃除プラン」を通してSDGs12「つくる責任、つかう責任」を考え、併せてブックオフの取り組みをお伝えします。
新しい大掃除のあり方を提案
年末の風物詩と言えば大掃除。それに伴い発生する不用品の大半は、ゴミとして処分されるのが現状です。
この状況に対し、循環型社会の実現に向け、リユース品の買取・販売を行うブックオフ、フリマアプリ「メルカリ」を提供するメルカリ、プロのハウスクリーニング、家事代行、整理収納・片付けなど家事の宅配サービス「カジタク」を提供するアクティアの3社が連携し、新しい大掃除のあり方を社会へ提案するサービスが「捨てない大掃除プラン」です。
循環型社会とは、ゴミをなるべく出さず、ゴミをできるだけ資源として使い、使えないゴミはきちんと処分することで、天然資源の消費を抑制し、環境への負荷をできる限り減らす社会のこと。
カジタクが提供する「片付け名人プラン(プロの整理収納サービス)」を使い、片付け中に発生した不用品についてブックオフの宅配買取、若しくはメルカリへの出品をアドバイスし手続きをサポートします。捨てるしかないと思っていた不用品が二次流通企業を経て必要な人の手に渡り、買取(売上)額が手に入るのが大きな特徴です。
不用品をゴミとして処分するのではなくリユース品として必要な人へ届けることが、ゴミの削減や資源の再利用につながっています。
SDGs12「つくる責任、つかう責任」
ブックオフが販売するものは、お客様から買い取ったリユース品。お客様がブックオフで売ったり買ったりすることが、捨てるものを減らし、使えるものの寿命を伸ばしており、循環型社会の一翼を担っているといえます。
このお客様の行動は、SDGs12の「つくる責任、つかう責任」の達成においても非常に重要な役割を果たしているのです。
これまでにもブックオフは、古紙リサイクルの100%国内循環の推進や小型家電リサイクルを通じ、SDGs12の達成に取り組んできました。
また、「捨てない大掃除プラン」の他にも「空き家」対策を促進するための社会実験に参加するなど、不用品をゴミとして処分せず再利用する方法を自治体や他の企業と協働しながら行っています。
ブックオフは、「お客様が価値ある行動、体験ができるサーキュラーエコノミー(循環型経済)」というプラットフォームを持つ企業として、これからも主業であるリユース業を通じて持続可能な環境や社会の構築に取り組んでいきます。