ブックオフのお仕事
アメリカでアニメ専門店がオープン!ブックオフの海外事業の現状と未来
現地時間の2023年1月12日、カリフォルニア州ロサンゼルスのリトルトーキョーエリアに、アニメ専門店「BOOKOFF アニメラボ リトルトーキョー店」がオープンしました。
今回の出店に限らず、これまでにも数々の海外店舗を展開してきたブックオフグループ。本記事ではブックオフグループの海外事業について、現状と未来をレポートしていきます。
BOOKOFF USA
米国に展開するBOOKOFF USAは、2000年にニューヨークに1号店をオープンして以来、西海岸やハワイなどに店舗網を拡大してきました。
日本の良質かつ低価格なリユース品は現地でも評価が高く、本やソフトメディア、アニメ・ホビーを中心に人気を獲得。仕入力と高付加価値で高い収益性を実現しています。
とくに近年、米国では日本のアニメグッズや「Manga」のニーズが上昇中です。これにともないBOOKOFF USAではエンタメ性の高い店舗パッケージの展開や、SNS・インフルエンサーの活用、イベントへの積極参加を通じたユーザーとの交流といった施策を推進。
ロックダウン以降、集客力の向上と大幅な黒字化に成功しています。
先日新店舗がオープンした、アメリカ西海岸に位置するリトルトーキョーエリアは、140年近い歴史をもつ日本人街。サブカルチャーも含んだ日本文化を満喫できるショップ・ビジネスが集中しており、アニメやゲームが好きなアメリカ人で賑わう大人気の観光スポットです。
BOOKOFF アニメラボ リトルトーキョー店は、そんなアメリカ人観光客をターゲットにしたアニメ専門店。アニメ関連のコミック・CD・DVD・ゲームをはじめ、アニメグッズやフィギュア、トレーディングカードなど常時2万点の商品を提供しています。
BOOKOFF USAは今後、全米展開を目指して新規出店を促進し、東西海岸をベースに、内陸部メガシティへの進出も本格検討中です。
Jalan Jalan Japan
一方、2016年からマレーシアを中心に展開しているのが「Jalan Jalan Japan」。
国内のBOOKOFF店舗で販売しきれなかった良質な商品をマレーシアに輸出して、お手頃価格で現地のお客様にお届けする事業です。
約500坪の売場に、アパレル・生活雑貨・ベビー用品・おもちゃ・ホビー・スポーツ用品・楽器・家具など、約20万点の商品を陳列。販売につなげた不用品は年間2,600トンにも及び、環境に優しいサーキュラー・エコノミーの実現にも貢献しています。
2022年にはロックダウンの反動や、店舗数の増加といった要因が重なり、売上高はコロナ前を134%も上回りました。
マレーシア以外の進出も進んでおり、2022年10月にはカザフスタン共和国アルマトイ市に加盟店「Zhetysu-Semirechye(ゼティス セミレチェ)店」をオープン。日本国内の冬物衣料・ウィンター用品の出口機能として展開することが可能になりました。
今後はマレーシアでクアラルンプール近郊から南部・東部に店舗網を拡大していくとともに、加盟店形式での多国展開も進めていく予定です。同時にさらなる供給量の増加を目指して、物流網と他社連携も拡大していきます。
サステナブルな社会に貢献するブックオフ
このように国内店舗にとどまらない事業展開で、企業価値を高め続けるとともに、持続可能な社会の実現にも貢献するブックオフ。海外店舗の運営スタッフはローカル人員を中心にしており、現地採用により雇用促進にも一役買っています。
これらの取り組みにより実現したいのは「多くの人に楽しく豊かな生活を提供する」というミッションです。
「未来を見据えた将来性のある企業で働きたい」「仕事を通して社会に貢献したい」とお考えの方は、ぜひブックオフの採用情報をチェックしてみてください。