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2025年には3兆5,000億円市場へ リユース業界の成長を語る4つのキーワード

3Rイメージ

 

世界規模で、リユース業界のマーケット拡大が続いています。

リユース業界の専門紙「リサイクル通信」によると、日本国内のリユース・リサイクル市場は2025年には3.5兆円規模のマーケットに拡大すると予測。また、ドイツの統計調査データプラットフォーム「スタティスタ」は、2026年のリユースの市場規模を3,341億ドルと予測しています。

今回はリユース業界の成長について、4つのキーワードから考えていきます。

環境意識の高まり・SDGs

平均気温の上昇やマイクロプラスチックの問題など、地球環境への悪影響を懸念する報道が増える中、環境に対する意識が世界中で高まっています。

商品を購入する際に「環境問題への貢献」の視点を考慮する消費者も増加。中古品への抵抗感も薄れ、「新品にこだわらない」「不要になったら売却する」といった消費スタイルも受け入れられるようになりました。

SDGs(持続可能な開発目標)の考えが広く浸透してきたことも見逃せません。

不要品の売買を行うリユース業は、SDGsの目標12「つくる責任 つかう責任」の達成に大きく貢献しています。

環境意識の高まりによるリユース市場の拡大傾向は、今後も続いていくと考えられます。

海外の日本製品ニーズ

「日本で使われていた」を意味する「Used in Japan」という言葉があるくらい、日本のリユース品は世界中で人気です。

日本のリユース品の特徴は、状態の良い商品が多いこと。とくにブランド品は、途上国の富裕層や、新品よりも中古品を好む若い世代に好まれています

高品質の日本製品は、多少ダメージがあっても海外では販売できるケースもあるとのこと。

ブックオフをはじめ海外展開に積極的なリユース企業も増えており、国境を越えたリユース品の取引は今後も活発になるでしょう。

新品の値上がりによる中古品の割安感

エネルギー不足や原材料費の高騰により、さまざまな物の値段が上昇しています。

長引く不景気も重なり、新品にこだわらず「よりお得な中古品」を購入する人が増えてきました

環境意識の高まりから、リユース品の購入はお財布だけでなく地球にもやさしい行動として認知されつつあります。

景気動向や消費者マインドの変化による「お得感+環境への配慮」を求める消費行動は、今後も続くと考えられます。

在宅時間増加による消費スタイルの変化

新型コロナウイルス感染症の拡大により増加した在宅時間。消費者が求める商品にも変化が見られました。

コロナ禍で売り上げを伸ばした商品としては、リモートワークの環境を整えるためのPCや家具、家族で楽しむゲームやトレカ、アウトドア用品・スポーツ用品などが挙げられます。

トレカ専門ショップをオープンさせたブックオフのように、消費スタイルの変化に合わせた事業展開も始まっており、今後の動向に注目です。

4つのキーワードを通して、社会情勢や消費スタイルの変化により、リユース業界の成長が今後も続くことがおわかりいただけたと思います。

リユース業界で働くことに興味がわいてきたら、ブックオフの募集要項をぜひご覧ください。


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