ブックオフのお仕事
数字で見るブックオフ③ 「アメリカにもフランスにもブックオフ」
ブックオフが、海外にも店舗展開していることをご存じでしょうか?2020年3月現在、アメリカ・フランス・マレーシアの3か国で18店が営業しており、それぞれの国でブックオフがめざす「リユースの楽しみ」をお届けしています。
今回は、各国の現状についてご紹介します。
アメリカでは今年で20年
アメリカのブックオフ1号店がオープンしたのは、今からちょうど20年前の2000年4月。「海外に住む日本人に日本の書籍を届けたい」という理念で、ニューヨークで営業を始めました。翌年にはロサンゼルスに進出。現在は、ニューヨークに1店、カリフォルニア州に7店、ハワイに2店展開しています。
オープン当初は日本人のお客様向けに日本語の書籍を主に扱っていましたが、年々増加する現地のお客様からのご要望にお応えし、2009年英語の商品のみを取り扱う店舗を開店。今では、日本語商品を扱う店舗と扱わない店舗が5店舗ずつとなっています。日本のブックオフと同様のオペレーションで、書籍やCD・DVD、フィギュアのリユース品販売・買取を行っています。
MANGA好きの心をつかむフランス
ブックオフのフランス進出は、2004年6月。今年2月にはパリにブックオフシャトレ店がオープンし、フランス国内での営業店舗は3店となりました。3店舗中2店舗で日本語の書籍やCD・DVD、ゲームソフトなどを取り扱い、現地在住日本人の方々にご好評いただいております。
実はフランスは、日本に次いで世界第2位ともいわれる「日本の漫画」消費国。整然と棚に並ぶフランス語に翻訳されたMANGAを見ていると、まるで日本のブックオフにいるかのようです。また日本の漫画チックなイラストを用いたエコバックやTシャツの販売を行うなど、フランスのMANGA好きが楽しめる店舗となっています。
新しい取り組みのマレーシア
マレーシアでは「Jalan Jalan Japan」の名前で、2016年11月クアラルンプール郊外に第1号店がオープン。日本から輸出したリユース品の販売を行っています。アメリカ・フランスのブックオフと比べると、より現地の人々を意識した店舗となっています。
広い店内では、アパレルの他、生活雑貨・ベビー用品・おもちゃ・ホビー・スポーツ用品・楽器・家具・アクセサリーなど幅広いジャンルの商品を取り扱い、家族で長時間カートいっぱいの買い物を楽しめる場を提供しています。
1号店のオープンから3年間で5号店がオープンするなど業績も好調で、複数の新規店舗を計画中です。
それぞれの地で…
以上、各国の現状についてご紹介しました。ブックオフは、それぞれの国でお客様のニーズにお応えしながら、「多くの人に楽しく豊かな生活を提供すること」というミッションを世界に広げていくようこれからも努めてまいります。