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15年連続で拡大トレンド! リユースマーケットの成長力・将来性を語る4つのポイント
「リユースマーケット」の市場規模は、2022年に2兆8,976億円に到達。
2009年から13年連続で拡大を続けています。
また2025年には市場規模が3.5兆円を、2030年には4兆円を突破するという予測もあり、非常に将来性の高い市場といえるでしょう。
今回はそんなリユースマーケットの成長力・将来性の理由を、4つのポイントから解説。
「成長中のリユース業界での仕事に興味がある」「将来性の高い業界で働きたい」という方は、ぜひチェックしてみてください。
SDGs・エシカル消費
リユースマーケットの成長に拍車をかけているのが、世界中のさまざま問題の解決を目指す持続可能な開発目標「SDGs」の認知拡大と、それにともなう「エシカル消費」の活性化です。
倫理的消費とも訳される「エシカル消費」は、人・社会・環境の課題解決に取り組む企業や、その商品・サービスを意識的に選ぼうとする消費態度。
とくに現在は環境保護の観点から、従来型の大量生産・大量消費・大量廃棄を疑問視するユーザーが増加傾向にあります。
そのような環境意識の高いユーザーから注目されているのが、不用品の再流通により廃棄物、ゴミの処理により発生するCO2、新たな商品の製造に必要な資源・エネルギーなどを削減することで、「循環型社会」の形成に貢献するリユースマーケットです。
今後はSDGsやエシカル消費への意識がさらに高まっていくことで、リユース市場の成長を後押しすると見込まれています。
海外の日本商品の評価
保存状態の良さやもともとの性能の高さなどから、海外ユーザーに高い評価を受けている日本のリユース品。
日本では再流通が難しい商品でも海外なら取引の対象になる、というケースも少なくありません。
そのため観光客のインバウンド需要や越境ECによる販売はもちろん、今後は海外に店舗展開する企業も増加していくことで、市場拡大につながる可能性が高いでしょう。
たとえばブックオフグループがマレーシアやカザフスタンに店舗を出店している「Jalan Jalan Japan」(JJJ)は、日本で販売に至らなかったリユース品を輸出。
大規模かつエンタメ性の高い店舗パッケージも相まって、現地のお客様から好評を博しています。
景気に左右されない
リユース業界は景気の変動に左右されない数少ない業界です。
不景気により消費者の生活防衛意識が強くなると、経済合理性の高いリユース品が選択されやすくなり、不用品の売却ニーズも高まります。
また取引される商材・販売チャネルの幅広さもリユース業界の強み。たとえばコロナ禍のなかでは、衣類やリアル店舗の売上が落ち込んだ反面、トレカ・ホビー、ゲーム、スポーツ・レジャー用品などの商材や、ECサイト・フリマアプリの市場は拡大しました。
このような業界の特徴から、リユースマーケットは今後も安定的に成長すると予想されています。
ネットサービスの充実化
コロナ禍以降、需要が高まっているのが、ECサイトやフリマアプリをはじめとするネットサービスです。
2022年のネット販売市場は17,870億円と、店舗販売市場の10,643億円を大きく上回りました。
とくに利便性・安全性・信頼性を兼ね備えたBtoCのECサイト市場は、コロナ禍が収束してからも継続的に拡大。
取り扱える商材の種類・商品数に際限がない、ユーザーが簡単に商品価格を比較できる、といった理由から競争が激化しています。
このような状況で同業他社との差別化を図るために、重要になるのが実店舗とECサイトの連携です。
たとえばブックオフでは、公式スマホアプリを活用して店舗サービスとネットサービスをシームレスにつなげる「ひとつのBOOKOFF」戦略を展開中。
ユーザビリティの改善、買取の体験価値向上やお客様のコスト削減、来店機会の創出により、顧客接点の強化と拡大を実現しています。
リユース業界のリーディングカンパニーを目指すブックオフ
このようにさまざまな要因から、今後も継続的な成長が期待されるリユース業界。
ブックオフはそんなリユース業界のリーディングカンパニーになることを目指して、国内ブックオフ事業にとどまらない多様なサービスを提供しています。
海外事業では、前述した「JJJ」とアメリカに展開する「BOOKOFF USA」の二軸を展開。
2033年までにそれぞれで100店舗体制を構築するために、積極的な出店や他社・自治体と連携した商品供給の強化を推進中です。
そのほかにも未開拓の客層にアプローチする「プレミアムサービス事業」、トレーディングカード専門店「Japan TCG Center」、リサイクル事業、おかたづけ事業など成長性の高いさまざまな事業に取り組んでいます。
「チャレンジングな会社で仲間と一緒に成長したい」という意欲のある方は、ぜひブックオフの採用サイトをチェックしてみてください。