「モノ」を「キモチ」に変える。ブックオフのクラウドファンディング「キモチと。」の応援プログラム㉔遺児を支援

キモチと。あしなが育英会

ブックオフが推進している、気持ちクラウドファンディング「キモチと。」。

不要になったモノの買取金額でさまざまな団体等に寄付や応援・支援ができる、ブックオフの宅配買取サービスを活用した取り組みです。

今回は「キモチと。」の概要と、「キモチと。」応援プログラムの中から「一般財団法人あしなが育英会（以下、あしなが育英会）」の活動についてお伝えします。

「キモチと。」はおかげさまで3周年

ブックオフが「キモチと。」のサービスを導入して3年がたちました。応援プログラムは現在では100を超え、いままでに寄せられた善意の累計応援金額は概算で3億8,991万6,108円に達しています。

「キモチと。」の仕組みは、とてもシンプル。

①支援・応援したいプログラムを決める。
②不要になった本やCD・DVD、ゲーム・おもちゃ・ホビー、ブランド品や宝飾品、小型家電などをブックオフの宅配買取サービスに依頼し回収してもらう。
③買取金額は全額、ブックオフから応援先に寄付される。

不要品を寄付金にできるのは、リユース業のブックオフだからこそ。「キモチと。」は手軽で気軽に始められる社会貢献活動です。

あしなが育英会の活動

病気や災害、自死（自殺）などで親を亡くした子どもたちや、親が障がいなどで十分に働けない家庭の子どもたち。あしなが育英会は、こうした子どもたちを奨学金や教育支援、心のケアで支えています。

給付および貸与の奨学金支援に加え、人材育成のための教育支援活動や学生寮「心塾」の運営、全国5か所の「レインボーハウス」における心のケアプログラムを実施。

1969年に始まった「あしなが運動」を通じて支援した遺児の数は11万人を超え、現在も増加中です。

支援の輪はエイズや震災・津波、戦争など海外の遺児支援にも広がっています。

2014年には「あしながアフリカ遺児高等教育支援100年構想」として、サブサハラ・アフリカ地域全土から、地域の発展に貢献するチェンジメーカーを育成するミッションがスタート。

あしなが育英会は「すべての子どもに教育と成長の機会を届ける」を理念に、国内外の遺児たちを支えています。

「キモチと。」とあしなが育英会

「キモチと。」では医療・災害支援、子ども支援、スポーツ・文化支援など幅広いプログラムを展開。あしなが育英会との提携は2023年1月から始まりました。

2023年2月28日までは「キモチと。」へのプログラム掲載スタートキャンペーンとして、寄付金額10％アップを実施中。

身のまわりの不要品を寄付金に変える「キモチと。」を利用することで、ゴミを削減できると同時に、あしなが育英会を通じて遺児支援の活動を応援できます。

「キモチと。」の取り組みは、SDGs（持続可能な開発目標）の目標12「つくる責任つかう責任」、目標17「パートナーシップで目標を達成しよう」の達成にも貢献するものです。

SDGsの達成に向けて積極的に取り組んできたブックオフ。今後も主業であるリユース業を軸に、さまざまな活動を通じて社会的課題の解決を図り、より良い社会の実現に貢献していきます。