ブックオフのお仕事
「今」がわかる!数字で見るブックオフ2022【後編】
象徴的な数字を軸に、ブックオフグループの取り組みを【前編】【後編】の2回にわたりレポートする本シリーズ。【前編】では主に、ブックオフの歴史や現状にまつわる数字に焦点を当てて解説しました。
【後編】ではブックオフの「今」をさらに掘り下げていくため、どのような「未来」をめざしているかがわかる数字をピックアップしていきます。
今期の連結経常利益目標は23億円
今期のブックオフは投資の加速と収益獲得力向上を両立することで、事業規模を拡大中です。今後の成長に向けた礎づくりをめざしています。
国内ブックオフ事業では一定水準の安定収益を確保するため、大型総合リユース店「BOOKOFF SUPER BAZAAR」2店舗と、トレカ等のエンターテインメントを強化した「BOOKOFF」6店舗の出店を予定。
既存店舗でもトレカ・ホビーを中心に、地域性を活かした商材の強化によって「個店を磨く」取り組みを進めていきます。
これらの国内ブックオフ事業に、新領域の「おかたづけサービス」や後述する海外事業・プレミアムサービス事業の積極出店、「ひとつのBOOKOFF」構想を含めた、全社的な企業拡大を推進。連結経常利益23億円の獲得をめざします。
毎期3〜5店舗の出店をめざす海外事業
収益増加と企業価値向上のために取り組む海外事業では、米国で毎期1〜2店舗、マレーシアで毎期2〜3店舗の継続出店をめざしています。
米国では全米展開に向け、従来型の店舗だけでなく、人気の高いアニメ商材専門店の出店を予定。膨大な商品量を低価格で提供する「Jalan Jalan Japan」は、マレーシアでの直営店出店を継続するとともに、マレーシア以外での加盟店出店を進めます。
他社連携も加速することで、国内の不用品を海外で活用するモデルを確立していきます。
プレミアムサービス事業の出店目標は毎期7店舗以上
モノを売ることになじみがない富裕層をターゲットにしたプレミアムサービス事業では、高価格帯商材の買取を行う「ハグオール」の営業エリアを全国各主要都市の百貨店に広げ、毎期4〜5店舗の出店を推進。
買取に特化した「総合買取窓口」も、首都圏中心に毎期3〜4店舗の出店を継続することで収益増加を図ります。
ジュエリーのリペア・リメイクといった付加サービスの提供にも注力することで、競合他社との差別化を実現していく予定です。
アプリ会員600万人まであと一歩
「ひとつのBOOKOFF」は公式アプリを軸に、ネットとリアルを融合。顧客接点の強化、ユーザビリティの改善、利用頻度・利用金額の向上をめざす、国内ブックオフ事業の取り組みです。
公式アプリでは商品の検索・購入、送料無料の店舗受取、クーポンなどのサービスを利用可能。当社比較により、従来のカード会員がアプリ会員になると年間購入金額が1.3倍に増加することがわかっています。
現在は安定した利用者確保のため、2023年5月末までに公式アプリ会員600万人達成をめざして、入会を促進中です。2022年5月にはついに500万人の大台を突破し、目標達成まであと一歩のところに迫りました。
会社や社会の未来を変えるために、さまざまな取り組みを行っているブックオフ。人財採用も積極的に行っており、従業員が自信と情熱を持って自分らしく働ける会社です。
将来性の高い業界で能力を最大限に発揮したいとお考えの方は、ぜひ求人情報をチェックしてみてください。