ブックオフのお仕事
「今」がわかる!数字で見るブックオフ2022【前編】
コロナ禍を乗り越え、新たな成長期に入ったブックオフグループ。世界情勢や物価状況などが厳しさを増すなか、「多くの人に楽しく豊かな生活を提供する」ミッションの実現をめざして、未来を切り開くための挑戦を続けています。
今回は【前編】【後編】の2回にわたり、いくつかの象徴的な数字を軸にブックオフの「今」をレポート。将来めざす方向についてもくわしく掘り下げていきます。ブックオフの取り組みが知りたい方は、ぜひ最後までチェックしてみてくださいね。
ブックオフは創業32年
ブックオフが神奈川県相模原市に直営1号店をオープンしたのは1990年のことです。翌年にはブックオフコーポレーション株式会社を設立し、フライチャイズチェーンの全国展開をスタートしました。
2000年代には海外1号店、都市型の大型ブックオフ、ECサイト「ブックオフオンライン」をオープン。2010年代には海外事業を拡大するとともに、百貨店内買取窓口「hugall」や総合買取窓口などのプレミアムサービス事業、公式アプリなどを続々と展開しています。
ブックオフはリユース業界のリーディングカンパニーとしてつねに変革を続けており、30年以上にわたって業界を牽引する会社です。
年間の販売客数は6,775万人
790店舗以上の直営店・加盟店を展開するブックオフ。2021年6月から2022年5月の1年間で、販売客数は6,775万人に、買取客数は1,426万人に及んでいます。
商材の売上高構成比が最も多いのは、約30%を占める書籍です。ほかにも約26%を占めるソフトメディアをはじめ、アパレル、貴金属・時計・ブランドバッグ、トレカ・ホビー、家電・携帯電話、スポーツ・アウトドア用品などの幅広い商材が購入されています。
国内ブックオフ事業では、大型総合リユース店15店舗でトレカ・ホビーの売場拡張や対戦スペース設置を行うなど、各店舗で地域性を活かした取り組みを実施。
米国を中心とした海外事業の好調や、IT投資コストの抑制といった要因も重なり、2022年/5期の親会社株主に帰属する当期純利益は14億4,900万円と、前期の1億5,700万円を大幅に上回りました。
社員・パート・アルバイトは13,000人以上
2022年5月末時点で、社員数1,488人、パート・アルバイト12,114人と多くのスタッフを抱えるブックオフ。経営理念の一つである「全従業員の物心両面の幸福の追求」を実現するための職場づくりに取り組んでいます。
たとえば上期・下期に、それぞれ連続した5日間の「リフレッシュ休暇」取得を推進。
出産・育児・介護をサポートする、下記の制度も整備しています。
・産前10か月と産後8週間の「産前産後休暇」
・最長で子どもが2歳に達するまで適用される「育児休業」
・子どもの看護のために利用できる年間12日間の「看護休暇」
・最長93日の「介護休業」
・病院付添などの際に利用できる年5日の「介護休暇」
以上、ブックオフの歴史や現状にまつわる数字をピックアップしてきました。
【後編】では引き続き、ブックオフが見据える「未来に関する数字」について、くわしくレポートしていきます。ぜひあわせてご覧ください。