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ブックオフ×東急電鉄の資源循環型まちづくり 「お忘れ物リユース」にバスが加わりパワーアップ!

駅の忘れ物

 

2021年12月にスタートした、ブックオフと東急株式会社、東急電鉄株式会社による「モノを捨てない」資源循環型まちづくりへの実証実験が、新しいフェーズに入ります。

今回は、実証実験で取り組んできた「お忘れ物リユース」などの途中経過を報告するとともに、新しく始まる実証実験第2弾についてお伝えします。

「お忘れ物リユース」とは?

東急線の電車内や駅構内で拾得された忘れ物のうち、持ち主が見つからないまま法的に保管期間が過ぎ、東急電鉄が所有権を取得したものについて、ブックオフを通じてリユース・リサイクルする取り組みです。

2020年度、持ち主が見つからずにやむを得ず廃棄された忘れ物の量は年間約25tにも上りました。この中には傘や衣類、服飾雑貨やかばん類など、モノとして使えるものが数多く含まれています

環境負荷低減に向けた効果の検証を目的に、今回の実証実験が行われました。

中間報告①鉄道施設のお忘れ物循環の取り組み

2021年12月~2022年3月の4か月間で東急電鉄が所有権を取得した忘れ物から、ブックオフが回収したのは約1,240kg。1か月平均310kgは、2020年度の月平均廃棄量2,080kgの約15%に相当する量です。

今回の取り組みによって、ゴミとして処分される量が毎月15%削減できました。CO2排出量に換算すると、4か月間で約3.2t*の削減に寄与したことになります。
*環境省「温室効果ガス排出量算定・報告マニュアル(Ver4.8)」(2022年1月策定)より、産業廃棄物における廃プラスチック焼却として算出

ブックオフが回収した1,240kgのうち、62%にあたる768kgは国内外のブックオフ店舗でリユース商品となりました。品目別にみると、国内向けは家電や本に、海外向けは雑貨やアパレルにリユースされた割合が多くなりました。

リユースできなかった残りの38%は、原則リサイクル資源として循環させています

ブックオフが目指してきた「循環型社会」のプラットフォームが、鉄道施設にて生まれつつあります。

中間報告②駅直結施設での不要品買取の取り組み

「お忘れ物リユース」のほかに、東急線の駅直結施設2か所で不要品買取イベントを実施。リユース文化の拡大も狙いました。

計41日間実施されたイベントではトータル554件、8,878点の買取を行い、リユース品として循環させることができました。

利用されたお客様へのアンケートによると、不要品買取の利用経験3回以下の方が45%と半数近くに。買取窓口を今後も利用したいか尋ねたところ、99%の方が「利用する」と回答し、リユース文化拡大の手ごたえが感じられる結果となりました。

実証実験第2弾は?

「モノを捨てない」資源循環型まちづくりへの実証実験は、環境負荷低減に向け一定の成果をあげていることが、中間報告からうかがえます。2つの取り組みは、2023年3月まで引き続き行われます

第2弾として新たに開始するのは、東急バス株式会社・株式会社東急トランセが運行するバス車内での忘れ物循環の取り組みです。

期間は2022年6月~2023年3月を予定。鉄道と同様に、所有権を取得したバス車内の忘れ物のうちリユース・リサイクルが可能なものを、ブックオフが再流通・再資源化します。本実証実験を通じて東急バス・東急トランセが得た収益は、再生可能エネルギー由来電力の購入など、環境配慮の取り組みに活用されます。

「笑顔あふれる持続的な社会」の実現を目指すブックオフ。「なにげない日々が、未来をうごかす」誰もが環境貢献しやすいまちづくりを掲げる東急株式会社。

両社は資源循環型社会構築への互いの姿勢に共感し、関連会社とも協力して実証実験を進めています。今後の展開にご注目ください。

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