リユース業界トピックス
ブックオフレポート2021をチェック③ 数字で見るブックオフの現在・過去・未来【後編】
「BOOKOFF GROUP REPORT 2021」を読み解くシリーズ企画の第3回目。前回に引き続き、ブックオフの現在・過去・未来について、数字を軸にレポートします。今回はどんな数字が出てくるのでしょうか?
300万人突破!
2018年6月にリリースされたブックオフ公式スマホアプリが、順調に会員登録数を伸ばし、リリースから3年後の2021年5月に300万人を突破。2021年10月には400万人がダウンロードしています。
ブックオフ公式スマホアプリに会員登録すれば、全国にある約420万点の在庫から欲しい商品を探すことができます。また欲しい商品はアプリで購入OK。購入した商品の配送は、1500円以上のお買い上げで送料無料。店舗受け取りならば、1点からでも送料が無料になります。
ほかにもアプリにはポイントカード機能がついていて、クーポンやセール情報のチェックも可能。ECの「当たり前」をリユースでも実現しています。
ブックオフグループが推進する、「ひとつのBOOKOFF」の要となるのが公式スマホアプリです。2023年5月期までに600万人規模に引き上げを目指し、継続的なシステム投資を実施していきます。
めざせ20店舗!Jalan Jalan Japan
ブックオフは、2021年10月の時点で、アメリカ(9店舗)とフランス(3店舗)、マレーシア(8店舗)に海外店舗を展開中です。
2016年オープンしたマレーシアのブックオフ「Jalan Jalan Japan」は、販売する商品は、すべて日本からの輸出品。現地での買取は行わず、日本国内で販売機会に恵まれなかった商材を有効活用しています。
平均500坪を超えるJalan Jalan Japanの店舗は、マレーシアにいながら日本の雰囲気を楽しめるとあって、大人気!加盟店方式での店舗展開や積極的な現地採用を進め、雇用機会の創出と人材育成を通して、地域の活性化にも貢献。今後は20店舗体制を目標とし、出展の拡大をめざしています。
海外展開ではアメリカも注目です。日本アニメが現地で大好評なことにより、日本からの輸出商材を高付加価値で販売が可能になっています。現地での買取・販売も強化すべくストアマネージャーの育成に注力するなど収益体質を整え、8年ぶりに新規出店を再開しました。
このような海外展開は、ブックオフグループの次なる10年の成長を進めるビジネスの柱の1つです。
SDGs目標12の達成に貢献!
ブックオフグループが提供する、お客さまが不用になったモノを売ったり買ったりするリユースプラットフォームは、SDGsの中の目標12「つくる責任、つかう責任」の達成に貢献しています。
また、障がい者支援や雇用の促進を担う特例子会社ビーアシストはSDGsの目標4と10に、リユースを利用したクラウドファンディング「キモチと。」はSDGsの目標12と17に関係するなど、グループ全体でSDGsを支援しています。
今は循環型社会に向けての過渡期です。ブックオフグループは、リユース業は暮らしを楽しみながら無理なくごみを削減し、モノが循環する社会を形成することが可能だと信じ、「笑顔あふれる持続的な社会の実現」に向けて、今後も努めていきます。
ブックオフレポート2021をチェック③ 数字で見るブックオフの現在・過去・未来【後編】をお伝えしました。次回は、「ブックオフレポート2021をチェック」の最終章、ブックオフがめざす「働きやすい職場環境」についてお伝えします。