ブックオフのお仕事
ブックオフの意外な取り組み!①FOOD ReCO
「ブックオフはリユースのお店」と思っている方にこそ、読んでいただきたい!ブックオフが手掛ける、あまり知られていない事業や取り組みをご紹介するシリーズが始まります。
第1回は、賞味期限が近くなった訳あり商品を販売する「FOOD ReCO(フードレコ)」を取り上げます。
FOOD ReCOって?
「もったいないを、なくしたい」というブックオフの想いが込められたFOOD ReCOは、賞味期限間近なお菓子やドリンク、カップ麺や缶詰などの加工食品を販売するECショップです。
2023年1月の「楽天市場」に続き、10月「Yahoo!ショッピング」内に2店目がオープンしました。
Repro(再生)、Resend(再送)、Reuse(再利用)の「Re」と、環境保全を意味する「ECO」を掛け合わせた造語から生まれたショップ名FOOD ReCO。
「捨てない社会」の実現に取り組むブックオフの想いが込められています。
食品ロス削減に貢献
FOOD ReCOが取り扱うのは、「3 分の 1 ルール」(※)と呼ばれる商習慣で行き場を失った菓子や缶詰、カップ麺、加工食品、酒類を除く飲料や、お中元・お歳暮などで販売に至らなかったギフト商品、パッケージ変更などを理由に廃棄されてしまう食品です。
※3 分の 1 ルール:賞味期限(美味しくいただける目安の期間)の残りが3分の1となる前に、卸売業者は小売店に納品しなければならないというルールのこと。
ブックオフは、まだ食べられるのに行き場をなくしやむを得ず廃棄処分になる食品を、過剰在庫や処分にお困りの業者から購入し、お手頃価格でお客様に提供していきます。
今後は伊藤忠食品株式会社などの協力を得て商品の充実・拡販を行い、さらなる食品ロスの削減を目指します。
ブックオフが食品ロス削減に取り組む背景
ブックオフは無理なくごみの削減・モノが循環する社会を目指し、リユース・リサイクルを通して、SDGsの目標、とくに目標12「つくる責任、つかう責任」の達成に貢献しています。
SDGsの目標12には、2030年までの食糧廃棄の半減やサプライチェーンにおける食料の喪失の減少、廃棄物発生の大量削減を目指すというターゲットが含まれています。
まだ食べられるのに捨てられる食品が年間612万トン、世界ワースト6位と不名誉な状況の日本。
SDGsに積極的なブックオフが食品ロス削減に取り組むのも、自然な流れといえるでしょう。
2021年11月に全国のBOOKOFF16店舗でスタートした「買って貢献、食品ロス削減へ」から始まったブックオフによる食品ロス削減の取り組みは、全国26店舗とECショップ2店舗に拡大しています。
笑顔あふれる持続的な社会を実現する
ブックオフは循環型社会の実現を目指し、「BOOKOFF SMILE CIRCULATION」をコンセプトとして掲げています。
このコンセプトには、関わる全ての人々の、未来の世代へ課題解決された社会を手渡していくこと、そして笑顔があふれ幸せな社会を実現していくという想いを込めました。
リユース・リサイクルに加えFOOD ReCOのような新しい事業にも積極的に取り組み、持続可能な社会の構築を目指すブックオフ。興味を持たれた方はこちらをご覧ください。
サステナビリティ|ブックオフグループホールディングス