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将来性が高いといわれるリユース業界 未来が見える4つのキーワード【前編】

エコロジー
10年以上にわたって市場規模を伸ばしているリユース業界。商品を安く購入できるという特徴から景気衰退期でも安定して成長を続けており、市場規模は2018年に2兆円を超えました。

リサイクル通信によると、2022年には3兆円規模に突入すると予測されており、潜在需要は7兆円とも37兆円ともいわれています。このように「リユース業界の将来性は高い」とされる理由はどこにあるのでしょうか。

リユース業界の成長を後押しする代表的な動向として挙げられるのは、4つです。

•サーキュラーエコノミー
•リアルとWebの融合
•キャッシュレス
•商材の多様化

本記事では【前編】と【後編】の2回にわたり、リユース業界の今後の成長につながる上記4つのキーワードを解説していきます。

サーキュラーエコノミー

「サーキュラーエコノミー」は、これまで廃棄されていた製品・原材料を新たな資源として循環させる「循環型経済」を指す用語。SDGsの認知拡大によって、国内でも地球にやさしいサーキュラーエコノミーを意識した消費が活発になっています。

なかでも不用品を再利用することで資源を循環させるリユース業界は、とくに注目があつまっている領域といえるでしょう。中高齢層をはじめとして、これまで中古品に抵抗意識のあった消費者がリユースサービスを利用する機会は、今後ますます増えていくはずです。

ちなみに現在、国内で処分される「まだ価値のある不用品」は1年間で7〜8兆円といわれており、そのうち5兆円以上がリユース市場に流通することなく廃棄されています。また、1年以上使われていない家庭の「かくれ資産」は37兆円にものぼります。

消費者のサステナビリティ意識によってこれらの不用品・かくれ資産が流通するようになれば、リユース市場はさらに拡大していく可能性があるのです。

リアルとWebの融合

現在、急速な成長を遂げており、注目を集める機会の多いフリマアプリ。しかしMMD研究所の2021年の調査によると、不用品の売却にフリマアプリを利用している人は35.5%で、リサイクルショップ(実店舗)の50.9%には及びません。コロナ禍のなかでも依然として実店舗の需要が高いことがわかります。

そのため今後は実店舗とWebを融合させ、利便性の向上を図る戦略が有効といえるでしょう。実際にECサイトを開設・強化しているリサイクルショップは増加中で、実店舗との両輪で販売・査定を行うことで顧客接点の拡大を目指しています。

ブックオフでも公式アプリによって全国の店舗と各種オンラインサービスをつなげる「ひとつのブックオフ構想」を展開。

アプリを使えば近くの店舗から希望商品の検索ができ、在庫がなかったときでも別店舗からの取り寄せが可能です。ほかにも限定クーポンやポイントの管理、出張買取・宅配買取の予約といったさまざまなサービスが、スマホひとつで利用できます。

このようにリアルとWebの融合によって新たなビジネスモデルが生み出されれば、リユース業界の顧客が増加することでさらなる成長につながるでしょう。

【後編】では引き続き、リユース業界の成長を後押しする最新動向として、「キャッシュレス」「商材の多様化」という2つのキーワードを紹介していきます。


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