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リサイクル・リユースの未来を創る⁉ ブックオフが参画する「空き家のお宝発掘社会実験」とは?【後編】

青空

空き家対策を促進する「空き家のお宝発掘社会実験」の取り組みについて、【前編】では愛知県南知多町とブックオフをはじめとするリユース・リサイクル事業者が連携して行う社会実験の内容をお伝えしました。

【後編】では、この社会実験がもたらすもの、ブックオフが取り組む意義、特にSDGsとの関連性にフォーカスします。

「空き家のお宝発掘社会実験」とは

空き家の利活用や取り壊しが進まない背景は所有者の人的・金銭的負担が大きいためではないか?という仮説のもと、空き家内の家具や家電製品といった動産をリユース・リサイクル事業者が買い取る課題解決モデルを作成し検証する実験です。

この社会実験で検証することは大きく分けて次の2つ。空き家問題の課題を、所有者・行政の2つの視点から検証します。

・空き家所有者の人的・金銭的負担が減り、空き家の利用促進と管理不全な空き家の取り壊しが進むか。
・空き家対策の推進が空き家内の動産をゴミ化しゴミの増量、処分費用の増加につながるのでは?との懸念が解消され、ゴミの減量及びゴミ処理にかかる費用が減少するのか。

有効性が実証されればみんながハッピー!

少子高齢化が進み、管理が行き届かない空き家は全国各地で増加しています。2013年の総務省統計局の調査では住宅総数に占める空き家の割合は 13.5%を占めるとのこと。空き家が増え、周辺の住環境が悪化するなどの問題も発生しています。

今回の課題解決モデルが空き家問題に有効であることが実証されれば、動産の処分に悩む所有者・住環境の悪化やゴミ処理に悩む行政にとって朗報です。またリユース・リサイクル事業者にとっては、一度に大量の商材を買い取る機会につながります。

社会問題の「空き家対策」にリユース事業で貢献

ブックオフの経営理念は「事業活動を通じての社会への貢献」。既にあるモノを買取・販売するリユース業は、事業そのものが「社会・環境問題の解決に寄与することができる」と考え、本を中心に様々なモノのリユースに取り組んできました。

「空き家のお宝発掘社会実験」では、国内外の店舗網やオンラインストアを活かし空き家内の不要な動産をリユースにつなげることで、所有者の負担を減らすことが可能ではないかと考えています。

また、SDGs(持続可能な開発目標)のゴール達成は経営上の重要事項ととらえ、古紙リサイクルの100%国内循環の推進、クラウドファンディング「キモチと。」の導入など、従来から積極的に取り組んでいます。

今回の南知多町における「空き家のお宝発掘社会実験」に参画することは、自治体と連携しリユースを通じて社会問題の解決方法を探ることです。これはSDGsゴール11「住み続けられるまちづくりを」、12「つくる責任・つかう責任」、17「パートナーシップで目標を達成しよう」につながります。

ブックオフはこれからも、リユースを通じて環境問題・社会問題を解決しながら多くの人に楽しく豊かな生活を提供できるよう努めていきます。


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