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ブックオフの取り組みも紹介!「5分でわかる!SDGsの歴史と未来」【前編】

SDGs 子供たち


最近、目や耳にする機会が増えたSDGs(エスディージーズ)。今回から2回に分けて、SDGsの概要と日本における取り組みを紹介し、ブックオフの施策について解説します。

SDGsって何?

日本語で「持続可能な開発目標」と表現されているSDGsは、「Sustainable Development Goals」を略したもの。2015年9月に国連で開催された「持続可能な開発サミット」で、全193の国連加盟国によって採択された「持続可能な開発のための2030アジェンダ」の内容の1部です。2030年までに全ての国が達成すべき共通の目標であり、「誰ひとり取り残さない」ことを誓っています。

では「持続可能な開発」とは、どのような開発なのでしょうか? 国際連合広報センターは「将来の世代がそのニーズを満たせる能力を損なうことなしに、現在のニーズを満たす開発」と定義しました。未来の生活を壊すことなく、現在の人々の営みや経済活動が行われ続けること。と言い換えてもいいかもしれません。そのための具体的目標が、SDGsなのです。

SDGsの中身は?

SDGsは17のゴール、それに伴う169のターゲット、さらに細分化された232の指標から成立しています。17のゴールは誰でもわかるようカラフルなアイコンが設定されており、よく見かける円形のマークはこの色を並べたもの。ゴールは、概ね次のように分けられます。

ゴール1~6は「社会」。貧困や飢餓、衛生など主に開発途上国の生活向上含んだ内容ですが、教育やジェンダーなど先進国が抱える問題も含まれています。

ゴール7~12は「経済」。「働きがい」「経済成長」「産業」「技術革新」など企業活動に関わる言葉が並びます。ゴール12の「つくる責任つかう責任」は、リユース業界に関わりの深いものです。

ゴール13~15は「環境」。温暖化問題や、地球上のあらゆる動植物の生態を守ることを目標としています。

ゴール16は「平和と公正をすべての人に」、ゴール17は「パートナーシップで目標を達成しよう」と上記3分野のベースについて定めています。どの目標も、グローバルな視点で未来を考えたときに欠かすことはできないものです。

日本の取り組みは?

日本では、2016年5月に総理大臣を筆頭に全閣僚をメンバーとするSDGs推進本部が設立されました。同年12月、日本が未達成な課題への取り組みと世界のSDGsへの取り組みを牽引することを目的とした、8つの優先課題からなるSDGs実施指針(2019年12月改訂版公表)が策定されました。

優先課題を解決する具体的施策をまとめ、日本ならではのSDGsモデルを構築し世界に発信することを目的とするSDGsアクションプランは、半年ごとに改定されています。また、SDGsの目標達成には民間の力も必要であることから、優れた取り組みを行っている企業や団体を表彰するジャパンSDGsアワードを創設。官民一体でSDGsへ対応しています。

今回は、SDGsの概要と日本政府の取り組みについてご紹介しました。次回は「企業とSDGs」というテーマで、ブックオフの施策についてお伝えします。


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