ブックオフのお仕事
「人財育成企業」ブックオフが実施している 実践的な研修プログラムを公開!【後編】
「人材育成企業」ブックオフが創業以来30年以上にわたり蓄積してきた「育成ノウハウ」を学べる実践的な研修プログラムについて、【前編】【後編】の2回にわたり紹介する本シリーズ。【前編】では研修プログラムのコンセプト・特徴について概観しました。
続く【後編】では、「基礎研修」「店長・主任実務研修」「ステップアップ研修」「商材研修」のそれぞれの特徴や代表的なプログラムについて、さらに深堀りしていきます。
基礎研修
まず取り上げる「基礎研修」は、ブックオフの経営理念や人財育成の重要性、現場の知恵を集積したマニュアルの「理解」と「実践」を目指す研修です。対象はグループ会社及びブックオフ店舗の社員。
リユース事業の基礎的な概念である買取・加工・補充・販売の4サイクルをはじめとする、店舗運営に欠かせない知識について体系的な理解を深めます。グループワークも充実しているため、ほかの社員の考え方や伝え方を吸収して、多角的な視点から成長することができるでしょう。
またグループ社員向けの研修では、2日目に近隣店舗でのOJTを実施。実践を通じて、本部での業務が店舗やお客様にどのようにつながっているかを実感できます。
店長・主任実務研修
「店長・主任実務研修」は店長・主任としてひとり立ちする前後の社員を対象とした、入社後に現場で教わった知識・スキルの総点検の場です。
前半と後半であわせて4日間の日程を用意。前半の2日間では店長・主任としての働き方や管理業務、内部統制・コンプライアンス、お客様対応について学びを深めます。また社長講話のプログラムもあり、社長と直接会話ができる時間があるのも特徴です。
後半の2日間では原価・損益計算書、計画・進捗・戦績報告書、採用活動などをおさらい。店舗に戻ってからすぐに実践できる内容となっています。
ステップアップ研修
「ステップアップ研修」はマネージャー層の自己啓発・自己実現を目的とした研修です。
代表的なプログラムには、人財育成・店舗経営分析・コンプライアンス・ロジカルシンキング・マーケティングなどがあり、店舗運営のスキルをさらに底上げするとともに、より汎用性の高いビジネススキルを身につけることができます。
たとえば「ロジカルシンキング」研修は、課題解決や人財育成に役立つ「説得力」を向上させるための知識習得を目的としたプログラム。ロジカルシンキングの概要を踏まえたうえで、課題・論点の特定から、枠組み・仮説の立案と検証、結論付けまでのプロセスや考え方を実践的な演習を通して学ぶことが可能です。
「マーケティング研修」では長尾社長の講義や、店舗方針書作成のワークなどを通して、自社やマーケティングの体系的な理解を促進します。そもそもマーケティングとは深い関わりがあるブックオフの店舗運営。その経験と知識をリンクさせることで、日々の業務にもすぐに活用できるプログラムです。
商材研修
最後に紹介する「商材研修」では、本とソフト・家電・ハイブランドなど、ブックオフが取り扱うバリエーション豊かな商材に関する専門的な知識を深めていくことができます。
たとえば「本とソフトのオンライン講座」は、書籍・ソフト・ゲームソフトの日々変化していく市場を把握するため、外部環境分析・ミクロ環境分析・トレンド・戦略方向性などの多角的な情報をアップデートするオンライン形式の研修です。
「ハイブランド研修」では地金・腕時計・ブランドバッグ・食器・洋服・ジュエリーなどの商材に特化した各種プログラムを用意。さらに状態判断&価値整合・接客・VMD(ビジュアルマーチャンダイジング)といった専門性の高いスキルが身につけられる講座もあります。VMD研修は顧客の心を惹きつけるレイアウト・陳列を実現するための概念とテクニックをトレーニングできるプログラムです。
以上、【前編】【後編】の2回にわたり、ブックオフの研修プログラムを紹介してきました。
ブックオフでは研修制度のほかにも、育成担当者による手厚いフォロー体制や、役割ごとに具体的なチャレンジ項目を提示するキャリアパスプランなど、人財育成システムが充実。店舗運営未経験からでも、専門性・汎用性の高いスキルと経験を習得することでキャリアアップを目指せます。
そんなブックオフが求めているのは成長意欲があり、失敗を恐れずにチャレンジできる人財です。社員を大切にする会社、将来性のある会社で働きたいという方は、ぜひブックオフの採用サイトをチェックしてみてください。