「人財育成企業」ブックオフが実施している実践的な研修プログラムを公開！【前編】

「従業員の物心両面の幸福の追求」を経営理念の一つに掲げているブックオフグループ。従業員（＝人財）を、5年後、10年後に世の中が必要とする企業であり続けるための源泉と考え、知力・人間力を備えた人財の育成を強みとしています。

今回はそんな人財育成企業・ブックオフが社員や加盟店向けに展開している研修プログラムを、【前編】【後編】の2回にわたり紹介。前編ではコンセプトや特徴など、研修プログラムの概要について解説していきます。

ブックオフの研修プログラムとは？

ブックオフが実施する研修プログラムのコンセプトは、「ブックオフが創業以来30年以上にわたり蓄積してきた育成ノウハウを学ぶこと」です。

基礎研修、店長・主任実務研修、育成担当者研修、Aグレード研修、Gグレードマネージャー研修など、社内での役割の変化に応じて情報を更新していくための各種研修や、自己啓発・自己実現を支援するステップアップ研修、商材研修といったさまざまな研修を用意。

グレード・役職・目的に応じた定期的な研修受講により、つねに目標を見失うことなく、高いモチベーションを維持して成長できます。

ブックオフの研修プログラムの特徴

ブックオフの各研修プログラムでは一方的に講師から知識を学ぶだけでなく、4つのステップからなる「経験学習サイクル」を構築しています。

「経験学習サイクル」は、事前課題を通じた「実践」から始まり、OFF-JT・OJTなどの「経験」、グループワーク・課題整理による「内省」、研修目的・目標設定の「概念化」というプロセスを繰り返すことで、受講者の気づきを深める仕組みです。

また役割ごとに応じた情報更新の研修では、最新のマニュアル（情報）を使用して体系的な理解を促進。自己啓発・自己実現を目的とした研修では、実践的な演習を通じてスキル・知識の習得を実現します。

ちなみに、ステップアップ研修や商材研修といった一部の研修プログラムでは、本部（現地）受講とWEB受講の2種類を用意。本部受講はほかの受講生やインストラクターと会話をしたり、OJTを通じて経験が積めたりといったメリットがあります。一方、WEB受講であれば移動の時間・コストをかけることなく気軽に参加することができるでしょう。

以上、ブックオフが実施している研修プログラムのコンセプトと特徴を紹介しました。

つづく第2回では、従業員が実際に受講している「基礎研修」「店長・主任実務研修」「ステップアップ研修」「商材研修」について、それぞれの特徴と代表的なプログラムを掘り下げていきます。ぜひあわせてチェックしてみてください。