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ブックオフの事業・サービス 2024最新トピックス ①全体像と成長要因

分析する男性

 

物価の高騰やSDGsなどの影響もあり、急成長を遂げているリユース業界において、リーディングカンパニーを目指すブックオフ。

2024年5月期第2四半期には、各事業で売上高が前年同期を上回り、連結売上高は前年比109.0%の529億3,400万円と順調に推移しています。また経常利益も、効率化のためのシステム投資といった全社コストの増加はあったものの、国内ブックオフ事業・海外事業の増益により、12億6,800万円と前年同期を3.6%上回りました。

今後はさらなる企業価値の向上によって、2028年5月期までに過去最高にあたる売上高1,300億円、経常利益45億円の獲得を目指す方針です。

今回はそんなブックオフの事業・サービスについて、最新トピックスを全3回にわたりレポート。第1弾ではブックオフが展開する事業の全体像と、各事業の成長要因を解説していきます。

ブックオフが展開する事業の全体像

ブックオフの主軸となる事業は、「国内ブックオフ事業」「プレミアムサービス事業」「海外事業」の3つです。

中核商材である書籍に加え、幅広いリユース品の買取・販売を行う「国内ブックオフ事業」では現在、店舗・宅配買取・出張買取・ECサイトといった多様なチャネルを展開。グループの深化領域として、安定的な利益水準の確保と、成長事業への人財・ノウハウの輩出に寄与しています。

一方、グループの事業規模拡大に欠かせないのが、収益性の高い「プレミアムサービス事業」「海外事業」などの探索領域です。

「プレミアムサービス事業」は、これまでブックオフやリユースとの接点がなかったアッパーマス層〜富裕層にアプローチする事業。店舗パッケージは、百貨店を中心に展開する「hugall」、路面店が中心の「BOOKOFF総合買取窓口」、ジュエリーを専門に取り扱う「aidect」の3つです。

「海外事業」には、アメリカに展開中の「BOOKOFF USA」と、マレーシア、カザフスタンなどアジア圏を中心に出店している「Jalan Jalan Japan(JJJ)」の2つの柱があります。

「JJJ」で取り扱っているのは、国内で販売にいたらなかったものの、海外では高い需要があるリユース品。チェーンの出店拡大が「すてない社会」の実現にもつながる、社会性の高い事業といえるでしょう。

なお、各事業の最新動向や具体的な取り組みについては、次回以降の記事でよりくわしく紹介していきます。

ブックオフの各事業の成長要因

第2四半期までの6ヶ月でプラス33億円の増収となった「国内ブックオフ事業」。

来店機会創出を目的とした店舗のエンタメ化、SNS・マスメディアでの情報発信、店舗・地域独自の取り組みの発信、アプリやECサイトによる利便性の向上といった戦略的な施策と粗利率のコントロールが功を奏したことが、成長につながりました。

また「BOOKOFF」5店舗、「BOOKOFF PLUS」2店舗、新パッケージ「あそビバ」2店舗の新規出店も、売上高の伸長に寄与しています。

「プレミアムサービス」は新規出店を進めていた「BOOKOFF総合買取窓口」と「hugall」の仕入高が前年を大きく上回りました。

2023年にリニューアルオープンしたECサイト「rehello」の売上高も、前年比137%と好調に推移。セグメント全体でプラス4億円の増収につながっています。

プラス3億円の増収となった「海外事業」は、BOOKOFF USA・JJJともに過年度出店が売上に寄与。新型コロナウイルスの影響緩和や既存店のオペレーション改善・売り場の改革も、成長の要因となりました。

次回以降は「国内ブックオフ事業」「プレミアムサービス事業」「海外事業」の最新動向について、それぞれ深掘りしていきます。ぜひあわせてチェックしてみてくださいね。

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