ブックオフのお仕事
ブックオフのサステナビリティ目指す循環型社会とこれまでの取り組み【後編】
「ブックオフのサステナビリティめざす循環型社会とこれまでの取り組み【前編】」では、リニアエコノミーからサーキュラーエコノミーへの移行期させていく過渡期である今、ブックオフの果たす役割やさまざまな施策をお伝えしました。
引き続き、お客様に楽しく豊かな生活を提供しながら、循環型社会の形成を加速させていくブックオフの取り組みをご紹介します。
リユースで応援「キモチと。」
ブックオフの宅配買取サービスを使った「キモチと。」は、不要品の買取査定金額相当が寄付金となって、ブックオフから指定した応援プログラムへ届けられる仕組みです。
100を超える応援プログラムの内容は、国内外の社会課題解決、子どもや地域コミュニティ支援、スポーツ・文化活動のサポートなど多種多様。累計の応援金額は4億4千万円を突破しました。
ブックオフブランドの再生プラスチック資材「CDプラ」
2023年2月より販売を開始した「CDプラ」は、ブックオフで買取ながらやむを得ず廃棄されるCD・DVDから製造した再生プラスチック資材。
回収から製造まで、ブックオフの一貫したラインで行われます。
廃棄物の減少やプラスチックの廃棄による海洋汚染の問題解決につながるほか、高純度の再生プラスチックの安定調達やCO2の排出量削減にも貢献できるというメリットが、利用者にあります。
古着を唯一無二の服へアップサイクルファッション
服飾の専門学校と連携して、ブックオフが取り扱う古着を材料に新しい服を生み出す取り組みです。
アップサイクルした服のコンテスト「リクロースカップ」や、イベントでのファッションショーを通じて、古着の価値を高めさらなるモノの循環を生み出しています。
本を届ける「サステナブック」「ふるさとブックオフ」
「サステナブック」は、期間中お客様にお売り頂いた商品3点を1円の寄付金と換算。
寄付金分の書籍を、「子どもの読書機会創出」「地域の読書機会格差の解消」をテーマに活動する団体に寄贈する取り組みです。
2023年11月、青森県・宮城県・山梨県・岡山県・香川県内40のブックオフ店舗で行われました。
2023年8月岩手県西和賀町に1号店が開店した「ふるさとブックオフ」は、ロングセラー書籍やコミック、文庫本や絵本などの古本をお手頃価格で販売する書店です。
書店の無い自治体へ出店して本に親しむ機会を生み出すほか、コミュニティスペースとしての活用など、幅広い活動で地域社会に貢献します。
食品ロス削減に取り組む「FOOD ReCO(フードレコ)」
フードレコは、まだ食べられるのに商習慣などで廃棄される訳アリ食品を販売するEC
ショップ。
店名はRepro(再生)、 Resend(再送)、Reuse(再利用)の「Re」と、環境保全を意味する「ECO」を掛け合わせてつくりました。
訳アリ食品の処分に悩む法人から買い取った商品を、お手頃価格で販売することで食品ロス削減につなげます。
ブックオフはリユースを通じたさまざまな活動に加え、リサイクルやアップサイクルにも挑戦する会社です。
モノの循環だけでなくそこに関わる人々の「笑顔」や「喜び」も循環させたいという想いを「BOOKOFF SMILE CIRCULATION」に込めて、ブックオフは循環型社会構築に取り組んでいきます。