ブックオフのお仕事
ブックオフの海外展開 「rehello by BOOKOFF」の中国進出の手法とは?
2023年7月、ブックオフが運営するプレミアムラインのECサイト「rehello by BOOKOFF」が越境代理購入サービス「doorzo(任意門)」の活用をスタート。中国への進出を果たしました。
本記事ではブックオフの海外事業の取り組みも紹介しつつ、今回の提携についてくわしく解説していきます。リユース業界やブックオフへの転職・就職に興味があり、どのような海外戦略を打ち立てているのか知りたいとお考えの方はぜひチェックしてみてください。
積極的に海外進出を行っているブックオフ
ブックオフの事業戦略として、おなじみの国内ブックオフ事業・富裕層向けのプレミアムサービス事業と並んで企業価値向上に貢献しているのが「海外事業」です。
アメリカに最初の海外ブックオフ店舗となるニューヨーク店をオープンしたのが2000年。
それから20年ほどでアメリカの店舗数は10を超えました。現在はとくに人気が高い日本の漫画・アニメ関連の商材に注力するとともに、SNSやイベントなどで現地のお客様とも積極的なコミュニケーションを実施。認知・集客ともに拡大中です。
またマレーシアにも大型店舗を展開。日本で販売に至らなかったリユース品をお手頃価格で提供することで、利益をあげるとともに国内リユース品の出口戦略としても機能しています。
rehello by BOOKOFFの中国進出
そんなブックオフが新たに進出を果たしたのが中国です。SIG Service株式会社が運営する「doorzo(任意門)」の活用により、プレミアムラインを扱うECサイト「rehello by BOOKOFF」の中国向け販売を開始しました。
「rehello by BOOKOFF」は2023年1月にオープンした高級・高品質な商品専門のECサイト。プレミアムサービス事業として有名百貨店に拠点を構える「ハグオール」や、都内に店舗を展開する「BOOKOFF総合買取窓口」で買い取った商品を中心に、ブランド品・腕時計・スニーカーなどの厳選したアイテムを取り扱っています。
一方、「doorzo(任意門)」は日本国内の商品を、代理購入により中国を中心とした海外ユーザーに発送する越境代理購入サービスです。カスタマーサポート、商品ページの翻訳、決済代行、プロモーションなど国内ECサイト事業者向けのサポートが充実。レベルの高いサービスにより海外消費者からも評価を獲得しています。
今回の提携により、海外ユーザーは「rehello by BOOKOFF」の販売商品を中国語で検索・閲覧・購入することができるようになりました。さらに中国で多くのシェアを占めるAlipayやWeChat Payでの決済も可能に。
「doorzo(任意門)」で受注された商品は「rehello by BOOKOFF」で代理購入され、その後「doorzo(任意門)」の国内倉庫での検品・梱包を経て海外に発送される仕組みです。
海外事業を拡大中のブックオフ
このように積極的に海外事業を展開しているブックオフ。現在はコロナ禍の影響で抑止していた海外店舗投資も再スタートしており、さらなる店舗網拡大を推進してます。
現状に満足することなくチャレンジを続ける姿勢に「共感できる」という方は、ぜひブックオフの採用サイトをチェックしてみてください。ブックオフではつねに成長意欲を持って自発的に行動する人財をお待ちしています。