ブックオフのお仕事
個店を磨く・総力戦で取り組む ブックオフの成長戦略2022【後編】
ブックオフグループの最新の成長戦略を【前編】【後編】の2回にわたり紹介するシリーズの【後編】です。【前編】では「商材別戦略」「店舗づくり」「富裕層向け事業」を紹介しました。
【後編】では引き続き、「海外事業」「IT投資」「ひとつのBOOKOFF」の3つの成長戦略を解説していきます。ぜひ最後までご覧ください。
海外事業
ブックオフグループは国内事業にとどまらず、海外への新規出店・店舗拡大などグローバルに事業を展開中です。初の海外進出は2000年。アメリカのニューヨークに「BOOKOFF USA」を出店し、本・ソフト・アニメ商材・ホビーの買取・販売をスタートしました。現地採用のスタッフが中心となって店舗を運営しています。
「BOOKOFF USA」は、現在までに9店舗に拡大。ここ8年ほどは新たな出店がなかったものの、収益体制が整ったことで、今後は毎期1〜2店舗の新規出店を予定しています。
アメリカに続き、2004年にはフランスにも出店しました。現在は3店舗を展開しており、そのうち2店舗では在住日本人をターゲットに日本語の書籍・CD・DVD・ソフトを取り扱っています。
さらに2016年からは、マレーシアに進出。「Preloved in Japan」というコンセプトを掲げた店舗は、マレー語で「散歩」を意味する「Jalan Jalan Japan」というブランドで展開しています。商品量の多さや価格の安さが現地の人々のニーズにマッチし、現在は8店舗にまで拡大しています。
これらの店舗に日本国内で販売に至らなかった商材を出荷することで、廃棄コスト削減にも寄与しています。店舗運営は現地採用スタッフが中心。今後は20店舗体制を目指して出店を継続していく予定です。
IT投資・ひとつのBOOKOFF
ブックオフグループは、未来を見据えIT投資にも注力。デジタルトランスフォーメーション(DX)を推進してきました。
老朽化したITインフラ、ECサイト、店舗のPOSシステムなどを刷新するとともに、本社業務もデジタル化を進めて業務効率化を実現しています。買取価格データの精度向上や、キャッシュレス買取の拡充などにより、店舗の運営やサービスもアップデートしました。
加えて、EC庫内システムとアプリや、全国の店舗とECチャネルの連携を強化。会員アプリを使って商品検索・商品購入・店舗受付・電子買取・宅配・出張買取・クーポンといったサービスをシームレスに利用できる「ひとつのBOOKOFF」を推進中です。
買いたいときにも売りたいときにも利用できる会員アプリにより、ユーザビリティの飛躍的な向上を実現。さらに顧客接点の増加による収益の安定化も図れます。
会員アプリは現在までに順調に会員を獲得しており、会員数は400万人を突破しました。2023年5月末までに、600万人を達成するのが目標です。
ブックオフの未来を担う人財を募集中
ブックオフは、今回紹介した事業のほかにも、不用品の再生による循環型社会形成の促進や、リユース品の買取金額で寄付ができるクラウドファンディング「キモチと。」などの活動による社会貢献にも注力。企業価値の最大化をはかり、リユースのリーディングカンパニーとして「世の中が必要とする会社」であり続けることをめざします。
このような「会社の成長」とともに重視しているのが「個人の成長」です。
「従業員は最大の財産である」という考えのもと、知力と人間力を備えた人財を増やすために、能力開発・自己実現の機会を提供。ダイバーシティへの取り組みを進め、従業員が自らの力を最大限に発揮できる職場づくりに努めています。
仲間と一緒に成長しながら、自らが関わるサービスの価値をさらに高めていきたい方は、ぜひブックオフの採用サイトをチェックしてみてください。