リユース業界への転職でアピールできる履歴書・職務経歴書のポイント

リユース業界は、将来性・社会貢献性の高さから就職・転職のニーズが拡大している領域です。これまでに培ってきた経験・スキルを活かせば、業界未経験でもリユース業界に転職することができます。

リユース業界への転職で成功の鍵を握るのが、自身の強みをアピールする履歴書・職務経歴書です。

この記事では業界で求められる人物像や、履歴書と職務経歴書の書き方をレクチャー。リユース業界で働きたいとお考えの人は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

リユース業界で求められる人物像

リユース業界では、店舗スタッフや店長、買取スタッフ、エリアマネージャー、システムエンジニア、サービス開発者などさまざまな人材が活躍しています。職種ごとに必要なスキル・経験は異なるものの、共通して重要になるのが「コミュニケーション能力」です。

リユース業界の仕事はさまざまな役割の人と連携しながら業務をこなしていくチームワークが基本。新人のときは先輩・上司のアドバイスに、管理職になってからは部下の声に、柔軟に耳を傾けられる協調性が欠かせません。また店頭でお客様と直接関わる場合にも、裏方としてサービスを構築・提供する場合にも、顧客視点でニーズ・気持ちに寄り添う姿勢が求められます。

加えて、新しいことや難しいことに積極的に挑戦しようとする「チャレンジ精神」「ポジティブ思考」「向上心」も採用で有利にはたらく素養です。

もちろん、幅広い商材に関する知識やデータ・トレンドなどの分析力、発想力、IT関連の知見なども現場で求められる要素ではあるでしょう。しかし知識・スキルは働きながら徐々に身につけることもできます。

そのため、人材としてのポテンシャルを示すうえでは上記のような「ヒューマンスキル」のアピールがより重要になります。

履歴書・職務経歴書のポイント

履歴書・職務経歴書を書くうえで大切なのは、自身の経歴・職歴をリユース企業が求める経験・スキル・人間性に関連づけること。
単に経歴・職歴などの事実を列挙するだけでなく、それらの事実を根拠に「どのように企業に貢献できるのか」「入社後に何を実現できるか」を明確に打ち出しましょう。

たとえば接客・営業・マネジメントなどの経験があれば、コミュニケーション能力や店頭での接客販売、スタッフの育成・管理といった業務の適性がアピールできます。
その際には「お客様への積極的な提案を心がけて感謝の声をいただいた」「営業部でトップの売上を達成して表彰された」「就業から3年で成約率が30％向上した」など、具体的なエピソードや成果を交えるのが効果的。

事務などリユースビジネスとの関連が見えにくい経験でも、「業務効率化により工数を10％削減」といった実績から、店舗運営の業務効率化・生産性向上などに紐づけることが可能です。

なお、提示できる経験・スキルは必ずしも仕事にまつわるものとは限りません。リユース業界では多様なジャンルの商品を取り扱うため、趣味や好きなもの、特定分野のコレクション経験などから、商品知識をアピールするのもひとつでしょう。

履歴書・職務経歴書を書く前に、自身のこれまでの経験・スキル・知識を書き出して、ひとつずつアピールポイントを考える時間を持つと、いろいろな角度から強みの訴求ができるようになります。履歴書に記載する志望動機でも、具体的な事実・エピソードをふまえて適性をアピールするという基本的な考え方は同じです。

加えて、自分がいかにリユース業界やリユースビジネスに興味関心があるかを示しましょう。その際にも、「社会貢献性の高いビジネスに興味がある」などと書くだけでなく、「ふだんからリユース品を購入したり不要品を売却したりしている」「環境問題解決を目的としたボランティアに参加したことがある」など実体験を交えると説得力が生まれます。

業界や仕事への熱量の高さは採用担当者の心を動かすとても重要なポイント。とくに関連するエピソードの提示は、人柄や向上心・ポジティブ思考のアピールにもつながるため「魅力的な人材」として認識されやすくなるのが利点です。また、リユース業界という大きな枠組みだけでなく、就業をめざす企業そのものにフォーカスできるとより理想的な志望動機になります。

その企業ならではの強みや特徴・社風などを調べて、魅力的に感じるところを自分なりに言語化してみましょう。

ブックオフ

以上、リユース業界への転職でアピールできる履歴書・職務経歴書のポイントを紹介しました。

ブックオフでは業界No.1の企業をめざして、国内リユース事業にとどまらない幅広い事業・サービスを展開中。企業価値を最大化するためにチャレンジを続けており、店舗運営やITエンジニア、マーケターなど、さまざまな人財の力を必要としています。

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