ブックオフのお仕事
ブックオフのサステナビリティめざす循環型社会とこれまでの取り組み【前編】
多くの人に楽しく豊かな生活を提供しながら循環型社会の形成を加速させていくことを、自らの役割だと考えるブックオフ。
2回にわたり、ブックオフが考えるサステナビリティとこれまでのさまざまな取り組みをご紹介します。
サーキュラーエコノミーへ ブックオフの役割
現在は、一方通行のリニアエコノミーから、循環型のサーキュラーエコノミーへ移行しようとしている過渡期です。
ブックオフは、まだ使えるモノを売買するリユースとパートナーと連携したリサイクルの二方面からアプローチ。
廃棄物の減少や再資源化を図り、SDGsの目標12「つくる責任、つかう責任」の達成にも大きく貢献しようとしています。
具体的な取り組みをみていきましょう。
リユースを広める「杜の都リユースフェス」
2022年11月に始まった「杜の都リユースフェス」は、サステナブル社会の実現と地域コミュニティの結びつきを強めることを目的に、宮城県や仙台市、地域の学校・企業・団体、住民の方々と連携して行われます。
デザインを学ぶ学生たちによるリユースファッションショーや、服の交換会、ブックオフによる不要品の買取やトレカ交流会などが実施され、楽しみながらリユースやサステナブル商品などに触れるイベントになっています。
地域のSDGsの達成を目指す「さがみはらSDGsパートナー」
ブックオフは2021年に神奈川県相模原市と包括連携協定を締結し、事業活動を通じて地域における循環型社会形成の推進や社会課題への対応、教育支援、地域産業の振興を目指しています。
2023年3月には、市と協力してSDGsの目標達成や普及啓発に取り組む団体として「さがみはらSDGs パートナー」に登録されました。
今後も相模原市とより連携を深め、さまざまな活動を展開していきます。
「モノを捨てない」資源循環型まちづくりを目指す「東急との連携」
2021年12月から2023年3月まで、ブックオフは東急株式会社とそのグループ会社と連携し、「モノを捨てない」資源循環型まちづくりへの実証実験を行ってきました。
鉄道・バス、駅などで取得され法的管理期間が過ぎて所有権が移転した忘れ物を、ブックオフが回収しリユース・リサイクルする取り組みや、東急沿線の商業施設などで不要品買取イベントを実施。
CO2の排出削減や、リユースに対するお客様のニーズを確認できました。
一定の効果が得られ、忘れ物の回収からリユース、リサイクルまでの運用体制が整ったことから、2023年4月より忘れ物や不要品をリユース品として再流通させる取り組みを本格稼働させています。
日本の不要品をゴミにしない「法人・自治体向け廃棄コスト削減」
企業や法人、自治体などで処分に困っている不要品をブックオフが回収し、海外直営チェーン「Jalan Jalan Japan」で再販することで、廃棄費用とCO2の削減につなげるサービスです。
「Jalan Jalan Japan」は、現地でも人気のあるリユース店。
多くのお客様にご利用いただき喜ばれることが、日本の「捨てない社会」の形成につながっています。
自治体や企業と連携した取り組みを中心にご紹介しました。
サステナビリティな社会を目指すブックオフの取り組みは、まだまだあります!
ぜひ後編もご覧ください。