ブックオフのお仕事
社員の素顔と本音がわかる! 「ブックオフをたちよみ」の熟読レポート 【リユース広めるポップアップストア】
「ブックオフのことをもっと知っていただきたい!」そんな想いから誕生したWebサイト「ブックオフをたちよみ!」。
ブックオフ社員の多様な物語が掲載されている本サイトから今回ピックアップするのは、「【はるのひろば】百貨店にブックオフ!? リユース広めるポップアップストア」です。
本記事ではブックオフが百貨店などに展開するポップアップストア「はるのひろば」を立ち上げから支えてきた竹内光代さんに密着取材。「はるのひろば」のコンセプトや取り組みを紹介していきます。
「はるのひろば」の立役者・竹内さんの仕事に迫る
「本だけじゃないブックオフの取り組みをもっと知ってほしい。そして、リユースがみなさんの生活のなかでもっと身近な存在になれば」
そう語るのは入社20年目の竹内さん。ブックオフ店舗でのアパレル担当やエリアマネージャーなどを経て、現在はSDGs推進室グループのグループ長を務めています。
そんな竹内さんが、携わるさまざまなプロジェクトのひとつが「はるのひろば」です。
取材時は10月にひかえた西武池袋本店への出店に向けた準備の真っ最中。6回目の開催となる今回も、竹内さんは責任者として、百貨店とのコミュニケーションから、催事場のレイアウト、商品のセレクト、スタッフの手配などを包括的に担当しました。
古いモノに新たな価値を与える「はるのひろば」
「はるのひろば」で扱うのは、すべてがリユース・リサイクル・アップサイクルの商品のため、その選定作業は簡単ではありません。ブックオフ店舗の在庫状況を確認して、店舗スタッフと連携を取りながら、展示するアイテムをピックアップしていきます。
展示に衣紋掛けを採用したり、レトロな雰囲気にマッチした茶箱をディスプレイに使ったりと、魅力的なレイアウトにできるのは雑貨屋・アパレル店巡りが趣味だという竹内さんならではです。
レトロ雑貨・古着・インテリア用品・レコードなどの各種アイテムは、会期・会場に合わせて毎回変化させているのだとか。またブックオフの古着をアップサイクルする自社ブランド「Reclothes(リクロース)」や、ジュエリーショップ「aidect(アイデクト)」のサステナブルジュエリーなど、グループで展開する商品も展示・販売します。
「リユースにとどまらないブックオフの取り組みを、見て触れて考えてもらえる催事にしたいと考えています」(竹内さん)
暮らしを楽しみながらモノが循環する社会をめざす
気に入ったリユースアイテムを買うことが、環境の配慮にもつながる。そんな好循環をつくりだすことで、サステナブルな社会の形成に貢献する「はるのひろば」。今回の展示では会場に本・CD・DVD・ゲーム・おもちゃ・アパレル用品などの不用品を回収する「チャリティボックス」も配置しました。
店頭に立っていると、お客様から「ブックオフではこんな活動もしているんですね」という言葉をかけられる機会も多いという竹内さん。「本だけじゃないブックオフのサステナブルな取り組みを知ってほしい」と展望を語ります。
「はるのひろばは、そのためのひとつの手段。『こんなモノ、ブックオフに持って行っても売れないかな?』って思っていたけど、使わないし捨てるのはもったいないから持っていってみようかな・・・・・・など、もっとブックオフのことを身近に思ってもらえたら一番うれしいです」(竹内さん)
ブックオフでは売れ残ってしまったモノや、買取で値段がつかなかったモノも、処分されないように可能な限りリサイクルをしています。
本・CD・DVD・ゲームソフト・服商材でのCO2削減貢献量は年間約46万トン。ブックオフを利用することで、暮らしを楽しんでいただきながら、無理なく環境への負荷軽減につなげることが可能です。
社員の素顔と本音がわかる「ブックオフをたちよみ!」
「ブックオフをたちよみ!」本編では、過去に開催された催事の様子や「はるのひろば」の誕生・命名の経緯などについてもくわしく紹介されています。
そのほかにもさまざまな取り組みに挑戦するブックオフ社員の物語をたくさん掲載しているので、ぜひWebサイトの方もチェックしてみてくださいね。