ブックオフのお仕事
ブックオフが取り組むSDGs② コロナ禍で困っている人へ…「3つの支援事業」の中身
リユース業を通じて、SDGs(持続可能な開発目標)の目標達成貢献に取り組んでいるブックオフ。
前回は3社連携サービス「捨てない大掃除」を取り上げ、リユース品の売買がゴミの削減や不用品の寿命を伸ばし、SDGs12「つくる責任、つかう責任」の達成に貢献していることをお伝えしました。
2回目の今回は、ブックオフが手掛けるリユースを使ったクラウドファンディング「キモチと。」を活用した、コロナ禍の支援事業についてレポートします。
「モノ」を「キモチ」に変える新しい応援の形「キモチと。」
自宅にいながら、自分が大好きな誰かを応援・支援・寄付ができる仕組みが、リユースを使ったクラウドファンディング「キモチと。」。読み終わった本や使わなくなったモノをブックオフに集荷依頼すると、ブックオフが無料集荷し、買取金額を応援プログラムに寄付します。
現在、企業・行政・NPO団体とパートナーシップを結び60を超えるプログラムを応援中です。
新型コロナウイルス感染拡大で困っている方を救う活動を支える
「新型コロナウイルス感染拡大により、経済的困難から衣食住が十分に確保できない人や問題を抱える家族を救いたい。」
その活動を支えようと、赤い羽根共同募金で知られる社会福祉法人 中央共同募金会が立ち上げたプログラムが、「支える人を支えよう!赤い羽根 新型コロナ感染下の福祉活動応援 全国キャンペーン」です。「キモチと。」を通じて集まった支援は、次の3つに活かされます。
◇「赤い羽根 子どもと家族の緊急支援 全国キャンペーン」
日頃から地域に密着した活動を支援する、都道府県共同募金会が行う「赤い羽根 子どもと家族の緊急支援活動応援 全国キャンペーン」。
新型コロナウイルス感染拡大の影響をうけ、地域の子どもたちとその家族をめぐる生活課題が長期化、深刻化していくことが強く憂慮される中、地域の状況に合わせた子どもと家族をめぐる生活課題に取り組む活動を支えます。
◇フードバンク活動応援
学校の休校やコロナ禍によるリストラ等で助けを必要とする人々が増えている一方、各地で活動するフードバンク等の団体は、食料の運搬や配布にかかる人手や費用が足りない状況です。
フードバンクの活動を資金面からサポートし、経済的に困窮する子どもを含む様々な人々へ必要な食料を届け、生活を支える取り組みを広げていく活動を応援します。
◇居場所を失った人への緊急活動応援
経済状況の悪化で職や家を失った人々、虐待やネグレクト、DVリスクの高まる家庭、など様々な理由で居場所を失い孤立する人々の生活課題が浮かび上がってきました。
孤立が加速化し、居場所が失われた人や経済的困難に陥った人への相談支援、生活支援、炊き出し支援、DV、虐待のシェルター等先駆的・モデル的な活動を支援します。
これからもブックオフは、リユースで始めるクラウドファンディング「キモチと。」の提供、パートナーシップとリユースの推進を通じて、SDGs17「パートナーシップで目標を達成しよう」、SDGs12「つくる責任、つかう責任」の達成に貢献していきます。