スタッフ紹介
ブックオフ社員の情熱①「ブックオフなのに本ねーじゃん!」のお店で、スタッフと店舗を育てる
今月から連載する「ブックオフ社員の取り組み」シリーズ。第1回は、店舗でアパレル主任として活躍しているNさんのエピソードです。 Nさんがアパレル主任として働いているのは、全国的にも珍しい本を扱っていないお店。普通のブックオフとは違う独特な雰囲気を持つ店舗ですが、やるべき業務の基本は同じ。バックヤードでの事務作業や、売り場に立っての仕事をしつつ、スタッフのトレーニングなども担当しているそうです。
店舗運営に欠かせないアルバイトスタッフ。Nさんは、スタッフとのコミュニケーションをとても大事にしています。普段と様子が違うと感じた時は、「何かあった?」と声をかけているとのこと。気にかけてもらえるという安心感をもって働ける職場作りを目指しているそうです。
数字に現れないことまで評価してもらえる職場
「売上を伸ばすために売り場作りを考える時は、モチベーションも高くがんばれますよね。でも、そうではない目的で売り場を作り変えることもあって……」とNさん。担当している洋服売り場の縮小が決まった際は、とにかくローコストで縮小作業をしなければならず、とてもつらかったそうです。しかし売り切りセールが終わって無事縮小が済んだあと、上司から「本当にありがとう。よくがんばったね」と声をかけられ、「やってよかった!」と心から感じました。精神的に負担も多く、数字として成果が見えることのない縮小作業。それでも、ちゃんと自分のがんばりを見て、評価してくれる人がいるんだと感じられたエピソードでした。
レディースアイテムの新オペレーションを全店舗へ!
現在Nさんが自店舗で現在取り組んでいるのが、レディースアイテムのカテゴリ別陳列。服を機械的に分類するのではなく、「若年層向けで手軽に着られるカジュアル服」「年配層向けで高級感のあるレトロマダム」など、服をテイスト別にわけるというものです。新品の服を買いにいく時には、「こんな服がほしいから、あのブランドのお店に行こう」と目星をつけて買い物に行く人が多いでしょう。同じように「こういう服がほしいと思って買いにくる人が目当ての服を見つけやすくしよう」というのがNさんの取り組みです。
「今は自店舗だけで実施していますが、ゆくゆくはオペレーション化して、全国展開できるようにしたい」と展望を語ってくれました。お客様に喜ばれるアイデアがあり、周囲の理解が得られれば、若くしてさまざまなチャレンジができるのがブックオフ。Nさんが発案した施策は、いずれ全国のスタンダードになるかもしれません。