ブックオフのお仕事
実は身近で多様なリユース! ブックオフが提供する「不要なモノの手放し方」
SDGsの達成や循環型社会の構築に欠かせない取り組みのひとつが「リユース」です。
リユースと聞くと、中古品の売買を思い浮かべる人も多く、リサイクルに比べてやや地味な印象かもしれません。
しかしブックオフでは、すべての人が楽しみながら日常生活の中で循環型社会の形成に参加できる仕組みを推進するために、リユースの拡大に挑戦しています。
この記事では、ブックオフが提案するさまざまな「モノの手放し方」を紹介します。
「リユース」って何? リサイクルとの違いは?
リユース(reuse)とは、「一度使われたモノを廃棄せず、そのままの形で再び使うこと」を指します。たとえば、本や洋服を誰かに譲ったり、中古品として販売したりする行為が該当します。
一方で、リサイクル(recycle)は、モノを原材料や部品に戻し、新たな製品として作り直すことを言います。
雑誌や新聞を再生紙としてトイレットペーパーに作り替えたり、食品トレーをプラスチック原料に加工して文房具などに再利用したりといった行為は、リサイクルに当てはまります。
リサイクルには労力やコスト、技術が必要であり、すべての資源をリサイクルできるわけではありません。
その点、リユースはモノをそのまま再利用するため、リサイクルよりもエネルギーや資源の消費が少ないのがメリットです。
モノの寿命を伸ばして環境負荷を抑えるためにも、まずはリサイクルの前にリユースができないか考えることが大切です。
ブックオフが提案する「モノの手放し方」を紹介
ブックオフでは、「国内ブックオフ事業」「プレミアムサービス事業」「海外事業」の3つの柱でリユースを推進し、誰もが当たり前にリユースに参加できる循環型社会の実現をめざしています。
2025年5月期には、13期ぶりに経常最高益39億円を達成し、引き続き「捨てない社会」づくりに貢献していきます。
リユースは手段は、中古品の売買にとどまりません。「中古品を売るのは面倒」「手放すことに不安がある」といったさまざまな想いに寄り添い、ブックオフでは多様な「モノの手放し方」を提案しています。
店舗・オンラインでの不用品売買
ブックオフでモノを売ったり買ったりすることは、リユースそのものです。
不要なモノをブックオフに売ることで、次に必要とする人へ繋がります。欲しいモノをブックオフで探してみると、お得に手に入るかもしません。
ブックオフでは、全国の実店舗での持ち込み買い取りのほか、不用品を箱に詰めて送るだけの宅配買取サービスも用意しています。
近隣に店舗がない人や大量に手放したい人も、宅配買取サービスなら、自宅にいながら手軽にリユースに参加できます。
さらに、オンラインストアを通じて中古品の購入も可能です。インターネット上で全国の品物から探すことで、掘り出し物や希少品との出会いも楽しめます。
「想いをつなぐ」付加価値の高いリユース
リユースに馴染みのない方に向けて、不要品を次に繋げる提案を行うのが、百貨店内の買取相談窓口「hugall(ハグオール)」、買取特化型店舗「総合買取窓口」「Rehello(リハロ)」 、そしてジュエリーのリフォーム・リペア・買取・販売を手掛ける「aidect (アイデクト)」です。
これらはブックオフのプレミアムサービス事業として、上質な接客と専門知識を持つスタッフが、お客様一人ひとりに最適なリユースをご提案します。
ハグオールとアイデクトは、百貨店や商業施設を中心に展開しており、お買い物の合間に不要品の相談ができる点が特徴です。
これらの店舗では、単に「モノを売る」のではなく、「どのようにモノの価値を最大限に引き出すのか」を、お客様とスタッフが一緒に考えます。
富裕層からはネガティブに捉えられがちなリユースも、ラグジュアリーな空間で提案することで、新しい価値観として受け入れられています。
お出かけついでに「R-LOOP」で不用品をリユース
循環型回収ボックス「R-LOOP(アールループ)」は、使わなくなった衣類や雑貨を投入するだけで、リユースやリサイクルに繋げられるサービスです。
ブックオフ店舗を中心に、商業や宿泊施設、教育機関など多くの場所に設置されており、お出かけのついでに、誰でも気軽にリユースに参加できる仕組みづくりを構築しています。
R-LOOP回収ボックスで回収された品物は、ブックオフ6拠点で126品目に分別され、手作業による丁寧な検品後、販売可能なモノは店頭やオンラインに並びます。
日本で売ることが難しいモノは、海外リユースショップ「Jalan Jalan Japan(ジャラン・ジャラン・ジャパン/JJJ)」にて販売。
JJJでのリユース量は年間3,688トン、リユース販売率95%と、高い循環効率を誇ります。
買取金額を応援したい団体に寄付できる「キモチと。」
「キモチと。」は、不要品の買取金額でさまざまな団体へ寄付・応援できる、ブックオフの宅配買取サービスを活用したクラウドファンディングサービスです。
いらなくなった本やCD、ゲームなどをブックオフに送ると、自分が応援したい団体に買取金額を寄付することができます。
現在は約160プログラムの応援先があり、医療支援から災害支援、動物愛護、教育支援、スポーツ、文化支援まで、幅広く展開しています。
「ボランティアや寄付に興味はあるけど行動するのは難しい」という気持ちを後押しし、リユースを通した新しい支援の形を提供しています。
リユースを通じて、楽しみながら循環型社会の形成をめざす
ブックオフのリユース事業は、モノを再利用するだけでなく、地域や人、そして社会とのつながりを生み出しています。
日常生活に無理なく取り入れられる回収ボックス「R-LOOP」や、リユースと社会貢献が結びつく「キモチと。」など、楽しさや達成感を感じられる仕掛けが多いのが特徴です。
環境負荷を減らすには、一人ひとりが無理なくリユースを続けることが大切です。
ブックオフは、これからもモノと人の新しい出会いを創出しながら、持続可能な未来を築くための活動を続けていきます。
「循環型社会の仕組みづくりに関わりたい」「ごみを出さない暮らしを提案したい」と考える人は、ぜひブックオフで一緒に働いてみませんか?
採用サイトでは、ブックオフの事業・サービスやサステナビリティの取り組みを詳しく掲載しているので、ぜひご覧ください。