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リユース業界トピックス

公共施設にリユース回収ボックスを置くとどうなる?ブックオフと相模原市の実験、中間報告!

 

2024年11月1日、ブックオフは包括連携協定を締結中の相模原市にリユース回収ボックス「R-LOOP(アールループ)」を設置。回収量などを調査するためのモデル実証を実施中です。

本記事では「R-LOOP」の概要をふまえたうえで、今回のモデル実証について相模原市が発表した中間報告をレポートします。

また「R-LOOP」の立ち上げ経緯や現状もくわしく紹介していくため、ブックオフのサステナブルな取り組みについて知りたいという方はぜひ最後までチェックしてみてくださいね。

リユース回収ボックス「R-LOOP」とは?

「R-LOOP」はブックオフが全国の公共・商業施設などに無償貸与するリユース回収ボックス。

利用者はボックスに不用品を入れるだけで、フリマアプリやリサイクル店を利用しなくても簡単にリユースをすることができます。回収可能なアイテムは衣料品・靴・かばん・おもちゃ・生活雑貨・楽器・ベビー小物などさまざまです。

回収したリユース品は検品後、ブックオフが海外に店舗展開する「Jalan Jalan Japan」で販売。さらにリユース量1kgにつき1円がNPO法人など任意の団体に寄付されます。リユースできない衣料品・繊維製品も、リサイクルパートナーによって再資源化されます。

相模原市が発表した中間報告

そんな「R-LOOP」を相模原市役所内に設置した今回のモデル実証。地方公共団体の施設内に導入されるのは全国初です。

相模原市による中間報告によると、2024年11月1日から2025年1月22日までの回収量は雑貨・衣料品をあわせて1119.3キログラムでした。このうちリユース率は87.7%となっており、市民の方々の多大なるご協力によって約1トンもの不用品のリユースに成功しています。

これを受け、もともと3ヶ月間の予定ではじめた本モデル実証を3月31日まで延長することも決定しました。

「R-LOOP」の立ち上げ経緯と現状

2015年の環境省の調査によると、家庭で不要になった衣料品・服飾雑貨のうち、そのまま自宅などに保管されているものの割合は55%と半数以上を占めています。一方、リユース品として循環されるものの割合は31%ほど。

ブックオフはこの状況の背景に「リユースショップに持ち込む時間がない」「フリマアプリへの出品が面倒」といった要因があると想定しました。

また世の中には古着の回収ボックスも数多く存在するものの、海外輸出後に現地でゴミになるという一部報道もあるなど、行き先が不透明なケースも少なくありません。

そこで生活者に”捨てない選択”というライフスタイルを提供するために、ブックオフが着手したのが資源循環のための新しいプラットフォーム「R-LOOP」です。

運営は繊維製品の回収・再生の循環プラットフォーム「BIOLOGIC LOOP」を展開する株式会社BPLabとの共同。

回収した不用品を全国6拠点に運搬後、手作業で丁寧に分別したうえでリユース・再資源化する体制を構築しました。パートナー企業と連携した再製品化の取り組みも進めており、現在リサイクルパートナーは100社以上、リサイクル品目は100品目以上に及んでいます。

また、バーコード入りの識別シールによって回収品の追跡ができるのも「R-LOOP」の特徴です。

回収量・リユース量・リサイクル量は定期的に設置先の法人・団体に報告。リユース・リサイクル化証明書も発行するため、設置者・利用者は安心してサービスを活用できます。

2024年11月には“すてない循環”について学べるR-LOOP体験型イベントも実施しました。

ブックオフでは今後も、多くの公共・商業施設に「R-LOOP」の設置を働きかけ、日本のリユースを活性化していく予定です。

ブックオフがめざすのは「笑顔あふれる持続的な社会」

以上、「R-LOOP」の取り組みやモデル実証の中間報告について紹介しました。

リユースのリーディングカンパニーとしてサステナブルな事業に尽力することで、多くの人に楽しく豊かな生活を提供するブックオフ。

「すてない社会」を実現するために、リユースの楽しさ・面白さを届けるための活動や、売れ残った商品の出口戦略、古紙・プラスチックなどのリサイクル、未来を担う子どもたちへの循環型社会教育など、幅広い取り組みを進めています。

また「笑顔あふれる持続可能な社会」を実現するため、多様な社員が充実感を持って働けるような組織改革・人財育成も推進してきました。

モノだけでなく、関わるすべての人の「笑顔」と「幸せ」を循環させる。そんな前向きな社風の会社で、向上心のある仲間たちといっしょに働きたいとお考えの方は、ぜひブックオフの採用サイトをチェックしてみてください。

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