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リユース業界トピックス

ブックオフの海外店舗が40店を突破!アメリカとアジアの評判は?人気商品は?

沢山の国旗

 

リユース業界のリーディングカンパニーとして、国内外に約800店舗を展開するブックオフグループ。2000年から展開している海外事業は、利益性の高い「探索領域」としてグループのさらなる成長に寄与する重要な取り組みです。

海外1号店のニューヨーク進出以来、高い収益性・エンターテインメント性とネイティブ従業員による運営を強みに、積極的な新規出店を推進。2024年11月にはアメリカ、マレーシア、カザフスタン、フランスでの合計店舗数が40店舗を突破しました。

本記事では各地域で展開する店舗について、出店状況・品揃え・店構えの特徴・人気の商品などをくわしく紹介していきます。

アメリカ

BOOKOFF USA」はブックオフがアメリカに展開する店舗パッケージ。ニューヨーク州、カリフォルニア州、ハワイ州など、アメリカ東西エリアを中心に16店舗を展開しています。

そんなBOOKOFF USAの提供サービスは、書籍・ソフトメディアや漫画・アニメグッズなどの買取販売です。またフィギュアやぬいぐるみなど、一部のアニメ関連商品は日本からの輸入販売も行っています。

日本の漫画・アニメ関連の商品は現地でとくに人気があり、2022年には新たに「アニメ専門店」の店舗パッケージ開発も実現しました。

初出店時のブックオフはアメリカでほぼ無名。しかし現在は、エンターテインメント性の高い店舗づくり、毎回100人以上が参加するコスプレイベントの定期開催、SNSでの積極的な情報発信などの取り組みなどが功を奏して、現地での認知・集客を獲得しています。

2024年2月には初の内陸エリアであるアリゾナ州への進出も果たしており、全米展開に向けて店舗網を拡大中です。

マレーシア

ブックオフが2016年からマレーシアに展開している「Jalan Jalan Japan」(以下、JJJ)。取り扱っているのは、日本国内で販売機会に恵まれなかった商材です。

ブックオフグループの店舗だけでなく、企業が保有する滞留品・訳あり品、鉄道・宿泊施設などでの拾得物などを海外に輸出。国内でリユースが難しいモノをJJJを通じて再販することで、モノの寿命を伸ばして、廃棄やCO2の削減につなげています。

リユース・リサイクル率は92%に達しており、2023年には約3,500トンもの商品が廃棄されずにマレーシアのお客様の手にわたりました。

そんなJJJで採用しているのは、平均500坪の広大な敷地に20万点もの幅広いジャンルの商品を取りそろえる大型店モデルの店舗パッケージです。お客様が家族で・長時間・宝探しのような感覚で、カゴいっぱいの買い物を楽しめる環境が整っています。

現在マレーシアでは14店舗を展開しており、すべて閑散としたゴーストモールへの出店でありながら、新規店舗オープンの際には1時間前から行列ができるほどの人気ぶり。

物を大切にする日本の文化や、高品質で長く使えるものが多い日本のものづくりへの信頼感から、マレーシアでも日本の中古品は好評です。2024年4月時点での売れ筋商品は、そんなUSED IN JAPANの価値を実感できる、ぬいぐるみなどの「おもちゃ」でした。

カザフスタン

JJJ」は2022年からカザフスタンにも店舗網を拡大。業績好調を受けて、2024年4月には加盟企業と合弁会社を設立しました。

カザフスタンは地理的特性による物流の難しさから、日本製品があまり出回っていません。そこにJJJの提供する独自の価値がフィットしたことが、現地のお客様からの支持獲得につながっています。

現地での市場シェア獲得を実現するために積極的な新規出店を推進しており、現時点で7店舗を展開中。主力商品は食器類・カバン・スポーツ用品・アウトドア用品・洋服などが挙げられ、とくに「冬物衣料」は需要が高いアイテムです。

この現地ニーズを踏まえ、2号店からはアパレル商品をメインとした新たな店舗パッケージを開発しました。しわ・ニオイのない高品質なアイテムや、国内事業で培ってきた売場づくりのノウハウなど、現地にはない新たな提供価値が強みとなっています。

敷地面積はマレーシアに展開する大型店舗の半分ほど。投資回収がはやく、オープンまでの準備期間も短くなるため、多店舗展開を加速しやすい店舗形態です。

海外事業では今後も積極的に新規出店を推進

以上、ブックオフの海外事業について地域別に提供サービスや現場を紹介しました。

ブックオフでは今後も、BOOKOFF USAとJJJの新規出店を推進していく予定です。目標は2033年5月期までに、アメリカと中央アジアのそれぞれで100店舗体制を構築すること。

これによりグループ全体の利益率を高め、企業価値の向上をめざします。またJJJの店舗網拡大は、日本の不用品の出口戦略として、循環型社会の構築にもつながります。

成長と社会貢献の両面からチャレンジを続けるブックオフ。そんな企業の姿勢に共感できるという方は、ぜひ採用サイトもチェックしてみてください。

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