リユース業界トピックス
「モノ」を「キモチ」に変える。ブックオフのクラウドファンディング「キモチと。」の応援プログラム ㉟城郭文化の継承と発展
ブックオフでは「多くの人に楽しく豊かな生活を提供する」をミッションに掲げ、国内リユース事業にとどまらないサステナブルな活動を展開しています
「キモチと。」はそんなブックオフが世の中の社会貢献性の高いさまざまな取り組みを支援する、気持ちクラウドファンディングです。
本記事では「キモチと。」の取り組み・仕組みを解説したうえで、実際に応援・支援を募集しているプログラムを紹介。ブックオフへの就職・転職に興味があり、活動内容を知りたいという人は、ぜひ最後までご覧ください。
「キモチと。」の取り組み・仕組み
ブックオフの「キモチと。」は、お客様にお送りいただいた不用品の買取金額を指定の団体等に寄付する取り組みです。
「社会貢献に興味があるもののなかなか一歩を踏み出せない」というお客様がより気軽にさまざまなモノやコトを応援できるように、という想いから2019年にサービス名称を「キモチと。」に変更。お金ではなく不用品で寄付ができるという手軽さから、多くの方にご利用いただいています。
2025年1月末時点で累計寄付金額は4億7300万円を突破。これまでに紛争・災害、子女支援、医療・福祉、環境、文化エンタメ、地域支援、動物支援など幅広いジャンルでの支援を募ってきており、提携・寄付団体は139団体に到達しました。
「キモチと。」でお送りいただける不用品は、本・CD・DVD・ゲームからおもちゃ・ホビー・ブランド品・宝飾品・小型家電までさまざまです。
不用品の回収にはブックオフの宅配買取サービスを活用するため、お客様の手間はプログラムを指定して不用品を梱包するだけ。
手数料などは一切発生せず、査定金額全額が団体等の応援・支援に使われます。もちろん、寄付を募るプログラムの起案者にも導入費用・掲載費用・手数料などは一切かかりません。
城郭文化の継承・発展を買取金額に応じた寄付で支援
この「キモチと。」で現在募集しているのが、震災や火災で損壊した城の支援や城郭文化の継承と発展のための支援プログラム。
震災・天災が多い日本では、2016年に崩落・倒壊被害を受けた熊本城をはじめとして、損壊からの復旧をめざす城郭が多数存在しています。文化財に指定されている城郭は元の状態を忠実に再現する必要があり、復旧に多大なお金と期間がかかるのが現状です。
「キモチと。」ではこのような震災や火災で損壊した城郭の支援プログラムを展開しています。
「公益財団法人日本城郭協会」は日本と世界の城郭文化の向上普及のための教育・文化の発展に取り組む、日本では唯一の城郭に関する公益財団法人。2022年には城郭文化の振興に寄与した団体・個人を表彰する「日本城郭協会大賞」を創設しました。
また、次世代に城郭文化を伝承する目的で全国の小中学生に『城』をテーマにした自由研究を募集。城の専門家により審査が行われ、優秀作品には文部科学大臣賞をはじめとする賞が贈られます。
そのほかにも「日本100名城・続日本100名城スタンプラリー」「日本城郭検定」「日本最大級のお城の祭典・お城EXPO」など、幅広い活動を実施中です。
買取金額に応じた寄付金額はこれら公益事業ための活動資金に使われます。2024年12月21日から12月22日まで開催された「お城EXPO2024」にも、「キモチと。」不用品回収ボックスを設置しました。
さらに、ブックオフは本プログラムを応援するために2024年12月1日から2025年1月31日まで寄付金額10%UPのキャンペーンを実施。キャンペーン期間中の申込者に「お城の限定ポストカードセット(5種)」のプレゼント施策を展開するなど取り組みをサポートしています。
SDGsの達成に貢献するブックオフ
以上、ブックオフが展開する「キモチと。」の取り組み・仕組みと、支援を募集中のプログラムについて紹介しました。
ブックオフでは目標12「つくる責任、つかう責任」をはじめとするSDGsの取り組みを促進するため、社会貢献性の高いさまざまな活動を展開中です。
中核となるリユース事業や今回紹介した「キモチと。」のほかにも、古紙リサイクルや販売機会に恵まれなかった商品の海外輸出、循環型社会教育などを実施。モノとコト、そして関わる全ての人々の笑顔と幸せが循環する持続的な社会の実現に取り組んでいます。
そんなブックオフで意欲的な仲間たちといっしょに働きたいとお考えの方は、ぜひブックオフの採用サイトをチェックしてみてください。