リユース業界の最新求人動向とブックオフのお仕事【前編】

SDGsの認知拡大による環境への意識の高まりや、経済合理性の高さから、年々注目度を増しているリユース業界。2030年には市場規模が4兆円を超えるとも予測されており、成長業界として期待されている領域です。

「業務経験はないものの、リユース業界への転職・就職に興味がある」という人も多いのではないでしょうか。

そこで今回は【前編】【後編】の2回にわたり、リユース業界の細心の転職・求人動向をレポート。またブックオフで募集中の職種や、ブックオフの仕事の魅力についても解説していきます。

将来性が高くやりがいの大きな業界で活躍したいとお考えの方は、ぜひ最後までチェックしてみてください。

リユース業界の転職・求人動向

2022年には市場規模が前年比7.9％増の2.9兆円に達するなど、業界全体が好調に成長しているリユース業界。コロナ禍の影響が緩和したこともあり、現在多くのリユース関連企業が、積極的に店舗拡大・サービス拡大を促進しています。

これに伴い、人材採用も活性化傾向にある現在、新卒採用はもちろん中途採用による増員に取り組んでいる企業も少なくありません。

コロナ前に比べて求人数が3倍に増加したというデータもあり、転職・就職が非常に実現しやすいタイミングといえるでしょう。

リユース業界で募集中の職種として、とくに多いのが店舗で実際に販売・買取などの業務を担う店舗スタッフや店長職。

業界未経験者や販売・営業経験者はもちろん、コミュニケーション能力や商品知識があれば、未経験からでもチャレンジできる求人が豊富です。
品質の高い日本のリユース品は、外国人観光客からの人気が高いため、語学力のあるスタッフはとくに重宝されるでしょう。

またジャンルごとの商品に見識がある人材を対象とした、買取査定専門のスタッフもニーズが高い職種といえます。

現在はリユース店舗が、さまざまな商材を幅広く扱う大型総合点と、特定の商材に特化することで顧客からの信頼を獲得する専門店に二極化している傾向に。

そのため幅広い商品の知識がなくても、個人的な趣味・好きな分野・得意分野を、仕事として活かすことが可能です。

加えて昨今はリユース業界でも業務・サービスのDX化が推進されており、ECサイトの運営者やITエンジニアの需要が高まっています。

このように多様な人材に転職・就職のチャンスがあるリユース業界。現在は関連企業も多いため、どの会社を選ぶべきか迷ってしまう人も多いかもしれません。