ブックオフのお仕事
モノの循環、笑顔の循環 ブックオフが考え、実践する循環型社会とは?
中核事業であるリユース業を通じてお客様に楽しく豊かな生活を提供しながら、循環型社会の形成を加速させていくことはブックオフの使命であり、SDGsの目標達成にも貢献してきました。
本記事では、ブックオフの循環型社会に対する想いや施策についてお伝えします。
ブックオフのリユース・リサイクル
リユース未体験の方や、廃棄される品物が多く存在している現状を変えたい。
ブックオフはリユース商材のジャンル拡大や買取・販売だけでなく、リペア・リメイクを行う店舗の展開、再販不可能な書籍や古着、CD・DVDのリサイクルを実施しています。
2022年月から2023年5月までの1年間の年間買取点数は約4億714万点、年間販売点数は約2億6996万点。本、CD・DVD・ゲームソフト、服商材でのCO2削減貢献量は約46万トンを計上することができました。
一定期間に販売の機会に恵まれなかった年間4万トンの不要品のうち92%は、JALAN JALAN JAPAN(JJJ)での再販やリサイクルに回されています。
リユース・リサイクル率100%への挑戦
リユース・リサイクル率を100%に近づけるためにスタートさせた「CDプラ」事業では、BOOKOFF店舗で再販できなかった年間1,700トンのCD・DVDを、良質なプラスチック資材にリサイクルし販売します。
回収からリサイクルまでブックオフが一貫したラインを作ることで、安定供給・安定品質が担保されています。
詳しくお知りになりたい方は、こちらの動画をご覧ください。
CDプラ紹介動画
廃棄されるモノを減らす取り組みを広げたい
ブックオフのリユース・リサイクルシステムを、日本中のありとあらゆる処分に困っている企業、法人、自治体の皆様にも使ってもらいたいという想いから始まったのが、「法人・自治体様向けの廃棄コスト削減サービス」です。
企業が保有する滞留品や、返品などの訳あり品、鉄道や宿泊施設等の忘れ物、自治体で処分するまだ使えるモノをブックオフが回収し、JJJで再販する仕組みです。
廃棄物処理法等のコンプライアンスが遵守され、販売先がわかる安心感のあるサービスを利用して、廃棄コスト削減が図れます。
書籍を通じた地域振興
SDGsの目標達成に関してブックオフは、社業であるリユース業のみならず、自治体や団体と協働することでも貢献しています。
2023年7月には、岩手県西和賀町と書籍を通じた地域振興の取り組み等を行う地域連携協定を締結し、ブックオフ初の試みとなる「ふるさとブックオフ」がオープン。
「ふるさとブックオフ」は書店のない自治体に出店し古本を安価で販売する、文化資本格差の解消と施設の活性化を目指す取り組みです。
本を基軸に地域社会への貢献を図り、ともに持続可能な成長を目指します。
今社会は、生産・消費を循環させ廃棄を減らし資源利用を削減する循環型社会へと変わる過渡期です。
リユース・リサイクルを通じて、不要品の売買(=モノの循環)とそこから生まれる幸せ(=笑顔の循環)の中心であり続けるために、ブックオフは今後もさまざまな取り組みを行っていきます。