ブックオフのお仕事
営業、販売・接客、趣味の知識… リユース業界転職で活かせる経験・スキル【前編】
リユース業界の店舗運営職・店長職が担う業務は、店舗レイアウトから導線設計、販促企画、お客様とのコミュニケーション、スタッフの育成・管理など多岐にわたります。そのため多種多様な業界業種の知識・経験・スキルを活かすことが可能です。
そんなリユース業界で活かせる具体的な知識・経験・スキルを、【前編】【後編】の2回にわたりレポート。リユース業界への転職を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
BtoCの営業経験
リユース業界の店舗運営職・店長職に活かせる経験として、まず挙げられるのがBtoCの営業経験です。
リユース店舗で扱う商品はジャンル・種類が幅広く、それぞれに最適な打ち出し方が異なります。また新品と違ってリユース品の価格は市場での人気・流通量・品質・状態といった多角的な要素で左右されるという特徴があります。
このやや複雑ともいえるリユース品の価値を、お客様にわかりやすく的確に訴求するうえでは、お客様のニーズを理解し最適な商品・サービスの提案をする営業の経験・スキルが大いに役立ちます。
加えて店舗では買いたい・売りたいお客様と直接コミュニケーションを取る機会が少なくありません。
たとえば商品購入を検討しているお客様に最適な商品をおすすめしたり、不用品の買い取りを希望しているお客様に査定額の理由・根拠をお伝えしたりする際には相応の提案力・交渉力が必要です。
信頼関係が構築できれば店舗のファンになってもらえる可能性もあります。こういったコミュニケーションスキルは営業職と重なる部分も多いため、転職時のアピールポイントになります。
さらに店舗運営では仕入と売上のバランスを調整したり経費を把握したりと数字を扱うシチュエーションが多いため、数字に強いことも武器になります。
小売業での販売・接客経験
小売業での販売・転職も、リユース業界の店舗運営に活かせる経験のひとつです。
先述したようにリユース店舗ではお客様とやり取りをする機会が多いため、販売・接客の経験を通して培ったコミュニケーションスキルをそのまま活用できます。
とくにリユース事業の場合、店舗やスタッフへの安心感・信頼感が、商品の売り買いをするか否かの最終的な判断材料になるケースも少なくありません。そのため販売・接客の重要度は、ほかの業界と比べてもかなり高いといえるでしょう。
店舗をどのようにレイアウトするか、豊富な商材をどのように陳列するかも、リユース店舗の売上を大きく左右するポイントです。また商品の需要や市場動向に応じて在庫を管理したり、仕入れを強化したりするのも、店舗の円滑な運営には欠かせない業務です。
そのため店舗運営の経験・スキルがあれば、即戦力として活躍できる可能性が高くなります。実際にブックオフでも、他業界の販売・接客経験者が数多く活躍しています。
以上、【前編】では「BtoCの営業経験」と小売業での販売・接客経験について解説をしました。
【後編】でも引き続き、リユース業界転職で活かせる経験・スキルをレポートします。ぜひあわせてチェックしてみてくだい。