スタッフのつぶやき
「カンブリア宮殿」にブックオフの堀内社長が登場! 転職者目線でみる「人財を作るブックオフ流経営術」
2023年3月2日、ブックオフの堀内社長が「カンブリア宮殿」に出演しました。そこで今回は番組の内容をふまえて、堀内社長の経営哲学をレポートします。
「会社の外から見ているとわからない」そんな内容にもフォーカスしていくため、ブックオフへの転職に興味があるという方は、ぜひ参考にしてみてください。
危機に陥ったブックオフを復活させた堀内社長
今回の番組の見どころの一つが、ブックオフが迎えた「創業以来最大のピンチ」です。
「明るい店内できれいな中古本を売る」という新しいスタイルで、1990年の創業からわずか10年間で全国500店舗を展開したブックオフ。
しかし本にとどまらない総合リユース業へと事業を拡大していくなかで、競合との差別化がはかれず業績が悪化。2016年から2年連続の赤字に陥りました。
この会社の危機に大改革をもたらしたのが、2017年に就任した堀内社長です。
地域特性をふまえた個性をもたせた店舗づくり、オンライン活用や値段がつかない商品の無料引き取りによる買い取り体制の強化といった施策により、3年で黒字化を果たしました。
現場のスタッフを大切にする会社
そんな堀内社長ですが、入社したばかりの2006年には、売り上げの最高記録を作ろうと意気込むあまり、研修のために働いていた店舗でひとりで突っ走ってしまったことも。
見かねた1歳年上のパート主婦に居酒屋に呼び出され、「自分だけの店じゃないのよ」と2時間コンコンとお説教をされたといいます。
「骨身に身にしみた」と当時を振り返る堀内社長。翌朝の朝礼ではスタッフに「過去最高の売り上げを達成するには皆さんの協力が必要です、お願いします」と頭を下げました。
これによりスタッフとの信頼関係が生まれ、過去最高の月間売上を達成することに。
そんな経験があったからこそ、堀内社長は「パート、アルバイトさんが前線で主体的に働く」ことがブックオフの価値だと語ります。
ブックオフではアルバイトやパートから社員になるケースが多く、執行役員や社長にまで昇格した例もあるほど。現場のスタッフを大切にして、「働きたい」と思える環境づくりに注力する社風が大きな魅力です。
人財を育てる・活かす経営術
スタッフの改善点ではなく「できている部分」を褒めるように心がけてきたという堀内社長。お客様から接客が親切で明確だったという声が寄せられると、どのスタッフに対してのものかを調べ、手書きのメッセージを添えて届けています。
「お褒めの言葉をいただくのは、マニュアルには書いてないことをやっているケースがあるんです。お客様にとってはすごい喜びにつながっていることを認識してもらうことで、本人の働く意欲になる」(堀内)
立地・客層に合わせてどのような商品に力をいれるのか、どのようにレイアウトをするのか、現場のスタッフに裁量が与えられているのもブックオフの特徴。
年齢・職歴も関係なく、自分の「得意」を活かせる職場環境は、スタッフの高い自立性につながっています。
働きがいのある職場で仲間と成長できるブックオフ
人財の「働きがい」を第一に考え、会社の成長と個人の成長を相互に加速させていくことを重視するブックオフ。より大きな成果を上げるために、失敗を恐れず、果敢にチャレンジできる環境が整っている会社です。
自分の意志でビジネスを創り上げたという実感を得たい方、当事者意識の高い意欲的な仲間と一緒に成長していきたい方は、ぜひブックオフの採用情報をチェックしてみてください。