ブックオフのお仕事
新卒採用・中途採用に興味がある方必見!「ブックオフの事業・サービス2023」②プレミアムサービス
新卒採用・中途採用に興味がある人に向けて、ブックオフの事業・サービスを紹介していく本シリーズ。前回は国内ブックオフの店舗展開や各種サービスについて解説しました。
2回目で取り上げるのは、ブックオフのさらなる顧客層拡大に貢献する「プレミアムサービス」事業の具体的な取り組みです。ぜひ最後までご覧ください。
プレミアムサービス展開の背景
ブックオフのプレミアムサービス事業は、「モノを売ること」になじみが薄い高所得者層をターゲットに、グループのさらなる成長を実現する取り組み。
野村総合研究所の調査によると、国内の高所得者層は2011年の350万世帯から年々増加しており、2019年には475万世帯に達しました。この層をターゲットとするプレミアムサービス事業の拡大が、ブックオフの買取・収益の増加に直結する状態となっています。
具体的にはリユースを軸とした「One stop、One table、One to one」のサービスで、従来のブックオフではリーチしきれていないお客様との接点を創出。加えて上質な買取接客や、ジュエリーのリペア・リメイクといった付加サービスの提供によって、競合他社との差別化をはかっています。
プレミアムサービスの店舗パッケージ
プレミアムサービスでは、「BOOKOFF総合買取窓口」「hugall(ハグオール)」「aidect(アイデクト)」の3つの店舗パッケージを展開中です。
BOOKOFF総合買取窓口は、洋服・ブランド品・小型家電などを中心とした買取特化型の店舗。メインターゲットは資産性の高いモノをお持ちのミドル世代で、東京都内を中心とした高級エリアに拠点を構えています。
hugallは大手百貨店に買取ご相談窓口を開設しており、ブランド品・ジュエリー・骨董品・美術品といった高価格帯商材の買取と、ECおよびBtoBでの販売を行っています。
aidectは大手百貨店・商業施設を拠点に、ジュエリーの「オーダー&リフォーム」サービスを展開。買取にとどまらない付加価値の横断的な提供により、競合他社との差別化を実現します。
プレミアムサービスの動向
これまでにもオペレーションの効率化・グループ内物流網の活用といった施策で、収益体質の改善をはかってきたプレミアムサービス事業。コロナ禍のなかでは商業施設の集客減といった要因により苦戦を強いられました。
しかしターゲットエリアで期間限定の買取イベントを実施して買取実績を重ねるとともに、hugallの常設店舗を増加することで、仕入高の成長を継続。
総合買取窓口の新規出店に向けた物件準備など、コロナ後の拡大を見据えた取り組みも推進しました。
今後はhugallを毎期4〜5拠点、BOOKOFF総合買取窓口を毎期3〜4店舗のペースで拡大予定。拠点増による収益の増加を実現していきます。
以上、ブックオフのプレミアムサービス事業について、具体的な取り組みを紹介しました。
3回目に取り上げるのは、ブックオフの海外事業です。新卒採用・中途採用に興味があり、ブックオフの取り組みをくわしく知りたい方は、ぜひあわせてチェックしてみてください。