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今なぜ、ワケあり食品販売? ブックオフがフードロス削減の取り組みを始めた理由【後編】

カップ麺

まだ食べられるのに賞味期限の3分の1を超えてしまい、商習慣により行き場を失ってしまった加工食品を、お手頃価格で販売する取り組み「買って貢献、食品ロス削減へ」をスタートさせたブックオフ。

前回の「今なぜ、ワケあり食品販売?ブックオフがフードロス削減の取り組みを始めた理由」【前編】では、食品ロスの現状とブックオフが「買って貢献、食品ロス削減へ」に取り組む背景についてお伝えしました。

【後編】の本記事では、「買って貢献、食品ロス削減へ」の仕組みについてお届けします。

「買って貢献、食品ロス削減へ」で販売される商品

賞味期限が近かったり、お中元・お歳暮などのギフトセットや季節外れなどの理由により、まだ食べられるのに行き場を失いやむを得ず廃棄されてしまう「食べ物」が、「買って貢献、食品ロス削減へ」の対象です。

具体的には、お菓子・飲料(酒類は除く)・加工食品・カップ麺・調味料・缶詰・未開封の食玩など。

これらが30%引き、50%引きなどの手頃な価格でBOOKOFFの店舗に並び、販売されています。本と一緒にオヤツも買えますね。

「買って貢献 食品ロス削減へ」実施中の店舗

北海道から九州まで次の16店舗で実施中です。

【北海道エリア】5 号札幌宮の沢店
【東北エリア】仙台泉古内店 (宮城県)
【関東・甲信越エリア】荒川沖店(茨城県)、東千葉祐光店(千葉県)、大宮ステラタウン店(埼玉県)、綱島樽町店409号川崎港町店(神奈川県)、田富昭和通り店(山梨県)
【中部エリア】栄スカイル店 (愛知県)、1号四日市日永店(三重県)、北方店(岐阜県)
【近畿エリア】滋賀草津駒井沢店彦根店 (滋賀県)、307号枚方池之宮店(大阪府)
【中国エリア】54号広島八木店(広島県)
【九州エリア】アクロスプラザ佐世保店 (長崎県)

「買って貢献、食品ロス削減へ」買取の仕組み

「買って貢献、食品ロス削減へ」で取り扱う商品は上記のほかに、パッケージ破損のB級品、モデルチェンジによって発生した旧パッケージ品など、さまざまな理由で”ワケあり”となってしまった食品です。

買取先は、これら食品在庫の処分にお困りの法人。ブックオフが、商品量の多少にかかわらず買取に対応します。

「まだ食べられるのに廃棄される食品」が年間612万トン、世界ワースト6位という不名誉な状況の日本。「買って貢献、食品ロス削減へ」が、食品廃棄の減量につながるといいですね。

ブックオフでスタートした、食品の余剰在庫を法人から買い取り、値引きして手頃な価格で販売する「買って貢献、食品ロス削減へ」が生まれた背景や、その仕組みについて前後編でお届けしました。

SDGsの目標12「つくる責任、つかう責任」の達成に寄与し、サステナブルな社会の実現を目指すブックオフ。リユースを主業に、新しいビジネスモデルの導入にも意欲的です。ブックオフの理念やブックオフで働くことに興味を持たれた方は、下記の募集要項サイトもご覧ください。


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