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どんなスキルが身に付く?仕事に活かせる? 「リユース検定」の中身教えます!【試験の内容編】
「数字で見る「リユース業界の今」」で、リユース業界の現状についてお話してきました。不況に強く将来性が高いとされるリユース業界。一般社団法人日本リユース業協会では、リユース検定を実施し合格者に「リユース営業士」の資格を与え、消費者が安心して利用できるよう努めています。リユース業界で働くなら持っていて損はないリユース営業士の資格。今回と次回の2回にわたって、リユース検定の中身をご紹介します!
リユース検定は2012年6月に始まり、「リユースショップ営業に必要な知識を備えた人材の育成を通じて、消費者が安心して利用できるリユース市場の形成とリユース業界の健全な発展に貢献する」(日本リユース業協会HPより)ことを目的とした検定試験です。合格者には、「リユース営業士」の資格が与えられます。現在リユース業界で働いている方は勿論、リユース業界に興味のある一般の方も受験可能です。
検定試験は、全国の試験会場で毎年2月、5月、8月、11月の計4回行われます。試験日は、会場によって異なります。また申込受付は試験実施月の1カ月前の1日から(例えば11月に受験する場合は10月1日から受付)ですが、締切日は各会場で異なるので要注意です。尚、試験会場は自分で指定することができます。会場はhttps://cbt.odyssey-com.co.jp/re-use.html”>こちらのサイトで検索してください。
試験時間は60分。試験問題は、日本リユース業協会発行の『リユースハンドブック』より出題されます。その内容は、Ⅰ.リユース業の意義、Ⅱ.リユースショップを営むための基本事項、Ⅲ.リユースショップ営業の実務、Ⅳ.取引の信頼性を高める営業・コンプライアンス(法令遵守)営業、Ⅴ.特定の商品を取り扱う場合の注意、の5章50問。1問2点の配点で合格ラインは90点以上(45問以上正解)、試験終了直後に合否がわかります。
合格者には試験月翌月の末日までに、『リユース検定合格証』、『リユース営業士認定証』が郵送されます。気になる合格率は50%あたりで推移しており、合格する確率が比較的高い検定試験といえるでしょう。
リユース検定の試験勉強を通じて、リユースビジネスの仕組みや営業方法などのリユース業界で働く際知っておきたい基本的なことが学べます。またリユース検定に合格すれば「リユース営業士」という履歴書に書ける資格が取得できるところも大きな魅力です。
リユース品を取り扱う職場で働いている方、この業界に興味がある方、これから働きたいと考えている方は受験を前向きに検討されてはいかがでしょうか?